1.2秒(ybtk) ページ2
秋晴れの午後。
スクバを肩に掛け直しながら欠伸をひとつ。
風も気持ちよくて最高に幸せな気分になる。学ランの下にパーカー着るのが自分の中でのオシャレで、この季節がちょっと待ち遠しかった。
みんなには「まだ学ランは早いよ」って不評だったけど。でも俺寒がりだし。
職員会議なんていう素晴らしい行事が入ったから、午後から放課で部活すら休みで。同じクラスの腐れ縁幼馴染の伊野尾と部員の山田、大ちゃんとカラオケに行った。
大ちゃんの兄ちゃん情報で、超格安のカラオケがあるって言われて、隣町の裏路地にある穴場スポットで5時間パックで歌い潰してきた帰り。
「やべ〜明日、声出ないやつだわ」
「薮歌うまいからみんなにリクエストされてたもんね」
みんなと別れて、家も近所の伊野尾と最寄り駅に向かっている。
裏路地というのもあって、少し治安悪いな。暗黙の了解で少し足早にここから出ようとした時だった。
「うわ、三高じゃん」
伊野尾の一言に背筋が伸びる。前から歩いてきたのは2人の金髪の学生。
この近くにある三条高校はヤンキー校としても有名。別名『少年院』って言われてるほど。
よかった、俺暗めの茶髪に染め直したところで。変なところでホッと胸をなで下ろす。
出来るだけ関わり無く高校生活を送りたかったから、そそくさと隣を通り過ぎようとした。
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えはと(プロフ) - ひー。さん» いつもありがとうございます！どっちも進められるように頑張ります！ (2018年12月1日 17時) (
レス) id: e291ea7c47 (このIDを非表示/違反報告)
ひー。(プロフ) - 新作待ってました!! これからの展開が楽しみです!! 同時進行頑張ってください!! (2018年12月1日 14時) (レス) id: 26f1b61412 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えはと | 作成日時：2018年12月1日 12時
