1、春の雪 ページ1
春、といって良いかわからない気象が、朝から続いている
現在4月である今の時期に、雪が降るのは、そうそうないであろう
俺、赤葦京治は、周りより先にプリントが終わったので、外を見ていた
京治「(雪、止まないな。電車動いてるかな、
今日、行くのは厳しいか?でも行きたいし)」
俺は放課後毎日通っている所がある
大切な人に会うために
病院へ、毎日いっている
大切な人と言うのは、彼女であるAのことだ
Aは病気を患っていて、入院している。
少し重い話だが、ストレートに言えば余命も、もう長くはないと思う
かといって、2ヶ月とかの短さではなく、1年、2年。そのくらいだと思う
あくまで予想だか
Aがいつかこの世を去ってしまうことなど、もうとっくのとうに覚悟を決めている
その上で、付き合っている
ボーッと外を眺めていたら、号令の声
京治「(あぁ、解説聞きそびれた…)」
今日の授業が全て終わったので、俺は部活へと向かう準備をした
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木葉視点
「「「アザしたぁ!!!!」」」
迫力のすごい返事と共に終わる
これが俺らの部活終了のお知らせ
木葉「あー、疲れた」
木兎「おいおい、そんなんでへばってらんねーって!
元気だしてこーー!!!ヘイヘイヘーイ!!!!!」
木葉「俺はお前と違って人間だから…」
うるさく騒ぐ木兎を軽くあしらって、部室に向かう
京治「先、失礼します」
木葉「お、おう…。雪、気を付けて帰れよ!!」
俺がそう言うと、
ありがとうございます。さようなら、
と言って、赤葦はスタスタと行ってしまった
木葉「赤葦、今日もはえーな、」
雀田「早いって、いつものことじゃん」
木葉「そうだけども」
白福「赤葦、帰る時少し笑顔だよね〜」
雀田「え、マジで?」
木葉「赤葦が笑顔で帰る?」
白福「そうそう、少しにこってしてて、少し早足だよ〜?」
赤葦が笑顔で帰るって、このあとなにか有るってことか?
それも毎日?
……一番予想してしまうのは……
___彼女とか?
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今日もキットくるのダろう
私は今日も、マッシロナ病室で、
全身いタク、思考も低下シタ体で、
あカあシケいじさンとイウひとヲまちマす。
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作者名:夢泥棒 | 作成日時:2019年11月18日 16時