sweet sweet home 1

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純白…。


貴方に染まる…、色…。





いつか。


ほんと、年を取ってからでもいいから。


二人で、結婚式…挙げたいな。



ね？いいでしょ？…ぎゅ。








まずは、一番シンプルでオーソドックスなタイプのドレスを選んだ。






「オンニー！綺麗ですー！！」

大きな鏡の前に座ろうとした時、バタバタと駆け寄ってきたのはミジュちゃん。



「わぁ！ミジュちゃんもこの仕事なの？
不慣れだけどよろしくね」

知ってる人がいた安心感。
私の緊張もほぐれる。





でも…




「…こんにちはー…今日、…よろしくお願いします」


あ、…スヨンさん。

「はい、こちらこそ、なにも分からない素人なのでよろしくお願いします」



SY「はい…(笑)綺麗です、Aさん」




ん？

なんで笑ったの？



そんな細かいことにまで反応しちゃう私。





MJ「あとで写真撮りましょうねー」

少し話した後、二人は別室で仕事みたいですぐ出て行ったけど



まだ私の心は落ち着かない…。







やっぱり、


そんな私に気付いてくれるのはチェヨンオンニ。


CY「大丈夫？ちょっと話せる？」



もうヘアメイクも済んで、
鏡に映る私は、幸せそうな花嫁そのもの。

「…はい」








ー7年前から彼ら専属のスタイリスト。

メンバーからも周りのスタッフからも信頼は厚い。


だからこそ、メンバーに恋するなんてあり得ないことで。
しかも相手は８歳も歳下のマンネ。

その間、ずっと特定の彼女はおらず。



諦めがつくほどの新たな出会いもなく、
ずっと悩んでたというスヨンさん。




CY「…スタッフの間では、キュヒョンは「スヨンの想い人」って認識されてたほどでね。

ふふっ、私、何度もスヨンに「告白しなきゃ」ってけしかけてたのよ(笑)」



…オンニ、私それ、笑えません←




結局、私という彼女が出来て、自分が告白しなかったことを酷く悔やむことになったスヨンさんは、負け戦に出た、と…。




CY「賢いキュヒョンがやっと見つけた彼女だから。いい人に決まってるって。

ちゃんと分かってるのよ、スヨン…。

あなたたちを邪魔する気なんて、


本当にないのよ…」







……。



「…今度、うちで一緒に飲みましょうか？

ぎゅにも、大切なヌナ、なんですよね？」






どうしてそう言ったか、分からない。



でも。



７年間ずっと、そばで思い続けるなんて。
私には想像付かなくて…。

そんな想いを終わらせるには時間がかかって当然なのかも。






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