sweet sweet home 1

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…翌日。


早速ファンの間では、俺が指輪を付けていたことが話題になってた。


いつもは気にすることのない
こういったファンの書き込みも…。

ヌナが絡むと無関心でもいられなくて…。



移動の車の中で、読む。




そのほとんどは…
結婚して少し周りも落ち着いたから？
いつもは外してたのかな？

という、ノーマルな意見。


でも意外に
キュヒョン、やっと指輪買ったの？

←これも多かった…。





そして、もう一つ。
多かったのが。




…赤ちゃんできたの？









それを失ってからつけ始めた指輪が、

皮肉にも、

こう思われることもあるんだ…。







隣で寝てたリョウクが目を覚まし、覗き込んできた。


RW「めずらし。キュヒョンがそんなの気にするなんて」

「…んー…」




MH「そう言えば…キュヒョン。Aちゃん、どうだ？落ち着いてる？」

赤信号で、マネヒョンがこっちを振り向いた。


「はい…。別に、ふつうです、けど？」

MH「いや…チェヨンが、何か気にしてたから…。昨日スタジオで辛そうに見えたって…」



DH「昨日一緒にご飯食べたけど、…意外と元気そうだったよね」

KI「それはー、俺たちに気を遣ってただけだろー。なぁ、キュヒョン？」


「まぁ…ヒョンたちに心配かけたことは気にしてますけどね」


RW「体調に問題ないならさー、計画してる結婚式！そのまま進めてもいいんでしょ？」




ん、そうだな。
結婚式…。
ヌナにも気晴らしになっていいかもな。






.

.

.



ヘアメイクの順番を待つ間。

ヌナに電話をしたら、宿舎のおばさんとパン作りをしているとかで、手が汚れてる…とすぐ切られた(泣)


通話終了の画面を、切ない思いで見てたら

「今いいか？」
…ヒチョルヒョン。


「はい…」

HC「さっきの、チェヨンヌナの話だけど」

さっき？チェヨンヌナ？

珍しくヒソヒソ話すヒョンを不審に思い、話の内容も理解できずちょっとテンパる俺。

そんなことお構いなしに、話を続けるヒョン。


HC「Aが辛そうだった理由。」





…あー、その話ね///

言いましょうか？←





俺のキラッキラの芸能人オーラに圧倒されてたんですよ。むはっ←




…と正直に←
天下のヒニムに言える訳もなく。



「知ってますよ」←
カッコよく、静かに答えた。




HC「そか、ならいーけど。イェソンと違って、不倫でも構わない勢いだからな。スヨンヌナは…」





「…！！？」


なんで…スヨンヌナ？！


.

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