sweet sweet home 1

1 ページ1

最初は…

それは戸惑うこともあった。


トイレに長居する時とか
パンツを洗ってもらうこととか。

夜の…タイミング…とか///


それでも、


すぐに慣れた、居心地のいい

俺とヌナの、ふたり暮らし。





.

.

.

.


「うん、分かった、ありがとう。今から行くね」

「…上から？」

「うん。リョウク。おばさんがね、たくさんおかず作り置きしてくれてて、うちの分も別に用意してくれてるんだって。貰ってくるね」



帰宅してすぐ。

台所でヌナに抱きついていちゃいちゃしてたら、エプロンのポケットから鳴る着信音に邪魔された。

そして俺の腕からすり抜けていくヌナ。






おとつい、
早く帰れた日も、

上でみんなで鍋だからって、結局俺たちも一緒に上で食べた。

昨日は、俺のいない間に、上でおばさんと二人で沢山のゴマ団子を作ってた…って。




ふたり暮らしは…






想像してたのとは、ちょっと違う。

予想以上に…

ヌナとメンバーが、近づきすぎだ←




ヤバい、ヤバい。





だけど、

「ただいまー、おもーい。
キュヒョナ〜手伝って〜」

「おぉ」


こんなやり取りですら、

まだニヤけるほどに、

ふたりで暮らすって…


甘い…。

2→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す