↓ ◆わたしのホストは安井くん5◆ ↑

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あ「おいしー♡♡」



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私は萩谷くんと一緒にクレープ屋に来ている。



美味しいって人気だから人が沢山いてだいぶ並んだけどね。


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あ「萩谷くん、今日は誘ってくれてありがとう。」



慧「おうッ!!!」



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ニコニコ笑顔で答える萩谷くん。



いやされるなぁ。



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「やば、カッコイイ///」


「でも隣彼女じゃない？」


「美男美女でお似合いだねー」



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ヤバイ、会話丸聞こえ…///


恥ずかしいっ



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慧「…会話丸聞こえ///」




あ「ホントだね//」



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なんか変な空気に…。



お互い話すことがなくなって、沈黙が走る。



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口を開いたのは



慧「ねぇ…。」



萩谷くんだった。



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慧「お似合いって言われて、どう思った？」



あ「え？」



慧「俺は嬉しいよ。」



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萩谷君が真剣な表情になって、私を見ていた。



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慧「だって俺、ずっとAのことが…。」



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たしかに萩谷君はこの続きを言っていた。



けど私は聞こえなかった…。



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聞かないなんて、最低なことをしたと思うけど



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だって……。




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あ「……安井くん？」



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ずっと姿を出さなかった君の姿が



萩谷君くんの後ろに映っていて



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思わず萩谷君を置いて


君の元へ走り出してしまった。



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