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あ「お疲れ様でしたー!!」
「Aちゃんお疲れーっ」
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今日もバイトを終え、ロッカーに向かう。
…今日も安井くん来てなかったな。
安井って名前だしたら店長ビクッてしてたっていうか、焦ってた。
なんか隠してる…そう思った。
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自分のロッカーに向かうと
あ「…え
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安井くん?」
自分のロッカーの前に立っている安井くん。
いかにもバイトをしに来たような格好ではない。
アクセサリーは手にも首にもジャラジャラ。
私が名前を呼ぶと、ゆっくり振り返り
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謙「お疲れ。」
と、普通に言ってきた。
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あ「何しにきたの?」
謙「なにしにって…。
荷物取りに。」
あ「…え?」
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安井くんが邪魔で見えなかったけど
ロッカーに貼ってある『安井』というシールが剥がされていた。
謙「…俺、今日でバイト辞めるんだ。」
あ「…うそ…っ」
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どうして?
なんでこんな急に…。
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あ「なんで辞めるの?
ホストクラブと掛け持ちが大変になってきたとか…?」
謙「…それはねぇよ。」
あ「じゃぁどうして?!
なんでバイト辞めちゃうの?!
1人は寂しいよ!
ねぇっ!!」
謙「Aにはっ!!!」
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私が必死で大きな声で問いかけていると
安井くんも私に負けないような大声で言う。
その声に少し体が震える。
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謙「…お前には…っ
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関係ねぇだろ…。」
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その言葉に胸が痛んだ。
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れーな(プロフ) - 泣いちゃいました(´;ω;`) (2015年3月8日 14時) (レス) id: 189d2e4f2b (このIDを非表示/違反報告)
ふまてぃー(プロフ) - この小説すごく好きです!更新楽しみにしてます! (2014年6月27日 19時) (レス) id: 27dc90be38 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃愛 - 続き、待ってます。(泣)急かすようで申し訳ないのですが、早く続きが読みたいです。できれば、移行したらコメください。 (2014年6月22日 0時) (レス) id: 9584fbdc5e (このIDを非表示/違反報告)
ぉれんじゅ(プロフ) - ひぃたんさん» ノロ更新ですみません(・_・;近々移行しますので、Part6でもよろしくお願いしますッ (2014年6月21日 12時) (レス) id: 7ad7e91f76 (このIDを非表示/違反報告)
ぉれんじゅ(プロフ) - ゆっきーさん» ありがとうございます!!嬉しいです( ´ ▽ ` )感動してくださってよかったです(笑) (2014年6月21日 12時) (レス) id: 7ad7e91f76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぉれんじゅ | 作者ホームページ:http://ameblo.jp/yozakura-mana
作成日時:2014年5月1日 8時