かわいすぎ、注意 。(３)

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本庄「お、お前！」


突然の亮ちゃん登場に、驚く本庄さん。


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亮「貴方、スタッフの本庄さんですよね？貴方が今、Aにしていたことをしっかりと記録させていただきました。」


本庄「！？」


亮ちゃんのスマホに映る、私のお尻を触ったり、ベタベタしている映像を見せられ、顔が青ざめる本庄さん。



亮「撮影しないと脅す貴方の声も録音してあります。」


本庄「…くそっ」


亮「これ、上に持って行ったら貴方どうなるんですかね？」


挑発するように亮ちゃんがふっと微笑むと…


本庄「…！ふざけんな！」



「…！亮ちゃん！」


本庄さんの手が上がり止めようと体が動いたけれど


パシッ


亮ちゃんが本庄さんの手を掴んだ。


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亮「ふざけんな？……それはこっちの台詞ですよ。Aが泣いてるの気づかないんですか？」


本庄「…！？」


本庄さんと目が合うが、思わず晒してしまった。


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亮「Aのこと傷つけた貴方に……今の俺、何するか分からないですよ？」


本庄「……っ！」


亮「この拳どうするんですか？」


亮ちゃんは掴んだ本庄さんの手をぐっと力強く握る。


本庄「……くそっ」



亮ちゃんの手を振り払って、逃げるように帰って行った。


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亮「…A？」


本庄さんと話していた低い声とは違って

振り向いた亮ちゃんは優しい声で声をかけてくれた。


亮「A、大丈夫か？」


「あっ、うん！大丈夫！大丈夫！」


亮「本当に？こっち見てよ。」


涙が流れている顔を見せたら、余計に亮ちゃんを心配させてしまうんじゃないかと思って、顔を上げれない私。



「…本当に大丈夫！亮ちゃん、助けてくれてありがとう！！」


亮ちゃんに背中を向けて帰ろうとしたけど


亮「ちょ、A…！」


「…きゃ！」


掴まれた腕を拒否してしまった。

……亮ちゃんなのに。本庄さんじゃないのに。


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「亮ちゃん…ごめっ。」


亮「…体震えてるじゃん。」


「…でも大丈夫だからっ」


亮「無理。」


「……え？」



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亮「こんな状態のA、1人で帰せないわ…。」


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