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吉沢 side
「亮ちゃんの家…久しぶり。」
あの後俺の家に連れてきた。
まあ…あんなことがあった後だからだろうけど
いつも俺の家に来たら、すぐソファにダイブしたり、勝手に珈琲いれたりするけど、今はドアの前に突っ立っている。
口数も少ない。
.
亮「…ほら、Aの好きな珈琲淹れたから。
そんなとこに立ってないでこっちにおいで。」
「…うん。」
マグカップを２つ持って、ソファに誘導したが
ソファに座る俺の隣ではなく、Aはちょこんと床に座った。
さっき俺の腕振り払ったことまだ気にしてんのかな…。
.
亮「…A。」
「ん？」
珈琲に手を付けず、ぼーっと見つめるAに声をかけると
ぎこちなく目を合わせてくれた。
亮「もうアイツはいない。大丈夫だよ。」
「…亮ちゃん。」
亮「今Aの前にいるのは俺だよ。俺しかいない。
我慢しないで、俺に全部吐き出してよ。」
「……。」
それでもなかなか素直にならないAに…。
亮「…じゃ、俺も今の気持ち吐き出そうかな。」
「…え？」
ソファから降りてAの隣に行き、Aの頭に手を乗せた。
亮「……１人で怖かったな？」
「…！」
亮「もっとはやく助けてやりたかった。
スタッフの間で本庄さんがAを連れてどっかに行ったって話を聞いた時、頭が真っ白になったよ。
本庄さんにいい噂がないのは知ってたから、すごい不安だった。
そしたら案の定Aが泣いてて…。
なんで泣かせる前に助けてやれなかったんだって思ったよ。
でも…今Aが俺の隣にいてくれてすっげえ安心してる。」
「…っ」
亮「…Aは？安心してくれた？」
「…っ！亮ちゃん！」
ぎゅっと首に腕が周り、勢いよく抱きつかれる。
「…安心したよお…！怖かった！すっごく怖かったの！」
亮「怖かったな。もう大丈夫。
…ほんっとにもう…なんでこっちから声掛けないと素直に甘えてくれないんだよ(笑)」
「…ふふっ、亮ちゃん、ありがとう。すごくかっこよかった。」
亮「1人でよく頑張った。」
頭を優しく撫でると、ふわっと微笑んでくれた。
.
__
.
亮「…散々泣いて、疲れて寝たか。」
俺の腕の中でスースー寝息を立てて眠るA。
頬を撫でるとむにゃっと身を任せてくれる。
亮「A…また何かあっても俺が守ってやるから…もう泣くな。」
.
涙の跡にキスをした。
.
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のん - 茲という字の前の漢字ってなんですか？私のスマホでは表示されなくって誰か教えていただけると嬉しいです (2019年9月16日 19時) (
レス) id: 38ccd18f77 (このIDを非表示/違反報告)
きぬ - 中川大志くんや、平野しょうくんも出してください！ (2019年3月9日 0時) (レス) id: 6c6a5e1d80 (このIDを非表示/違反報告)
ゆにこーん - 志尊淳くんもっと出して欲しいです。お願いします。 (2019年2月27日 23時) (レス) id: 156c93a62a (このIDを非表示/違反報告)
ぉれんじゅ(プロフ) - ななさん» マッケン嫉妬！頑張ってみます！ (2019年2月27日 22時) (レス) id: 732715e1a8 (このIDを非表示/違反報告)
ぉれんじゅ(プロフ) - 黒武さん» りょうくん最近出してなくてすみません（汗）りょうくんもっと出していきます(笑) (2019年2月27日 22時) (レス) id: 732715e1a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぉれんじゅ
| 作成日時：2018年10月19日 22時
