XXX�� ページ36
テヒョンside
Aの手を握る手に力が入る。
力を込めないと、震えてしまう気がした。
ずっと交わっている視線。
Aの目にみるみる涙が溜まっていった。
「っ、テヒョン…」
そのまま距離を詰めて、コツンとAのおでこと俺のおでこを合わせた。
少し俯けば、しっかりと重なっているAと俺の手。
「…俺、こんなに誰かを好きになったの初めて」
再び視線を上げれば、綺麗に涙を流すA。
なんでこんなに綺麗なの。
可愛くて、軽く笑ってみせる。
「A、俺の女になってくれる？」
怖かったけど、ちゃんと最後まで言えた。
震えてないよね。
どきどきしすぎて喉まで痛い。
喉の奥が締め付けられる。
すると、涙ながらに頷いてくれて。
ああ、俺達ちゃんと両想いだったんだって実感した。
けど、欲張りな俺は言葉で聞きたい。
少し離れて、Aの涙を拭ってやる。
「…っ、テヒョンっ、私もテヒョンが好き」
やっと聞けた言葉。
想像以上の威力でノックアウト寸前。
嬉しすぎて口元が緩む。
笑顔を止められない。
「…っ私をテヒョンの女にしてください、」
「…っ、」
やっぱりAは、俺が欲しいと思う以上のものをくれる。
握った手はそのままに、片方の手でAの後頭部を撫でる。
はあ、好きすぎて溜息が出る。
そのまま距離を詰めてキスをした。
貰ってばっかりじゃダメ。
俺もAが欲しいと思うものをあげたい。
そのまま、まだ溢れてくる涙を拭って、目元にキスをする。
ちょっぴりしょっぱい。
それさえも愛しいと思う俺は、すっかりAに溺れてる。
啄むような口付けを続ければ、そっと俺の腕に手を添えてくるA。
顔を真っ赤に染め、俺の唇を受け止めるAが可愛すぎて、止まらなくなりそう。
けど、駄目！
折角想いが通じ合ったばかりなのに、嫌われたくない。
深い口付けをしようとして留まった。
最後に軽く、ちゅっと音を立ててAから離れた。
やばい。
俺、宇宙一幸せ者。
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マロンチョコ26(プロフ) - ずっと更新楽しみにしてます (2017年11月20日 0時) (
レス) id: d93b2646ea (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃぱふぇ。(プロフ) - kimnaaさん» 返信遅くなりすみません(>_<)そう言って頂けてとても嬉しいです！有難うございます<(_ _*)> (2017年8月22日 7時) (レス) id: 4914aafb63 (このIDを非表示/違反報告)
kimnaa(プロフ) - テヒョン最高です！新しい設定で面白いです！続き楽しみです〜〜 (2017年8月17日 17時) (レス) id: e68b5e5454 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まっちゃぱふぇ。 | 作成日時：2017年8月10日 14時
