XXX�� ページ35
テヒョンside
「テヒョン、お仕事お疲れ様。どうしたの？苦しいよ〜」
ふふって、笑ったA。
俺の名を呼ぶ心地好い声も、そっと回される華奢な腕も、甘すぎない匂いも。
全部が好きで大好きで、愛しくて。
離したくなかった。
もう離れたくなかった。
けど、顔が見たい。
ゆっくりと腕を緩めれば、至近距離で視線が交わる。
「A、待たせてごめん。帰らないで居てくれてありがとう」
「待ってるって、連絡したでしょ？テヒョンは絶対に来るもの。本当に来てくれたしね」
嬉しそうに笑ってくれるA。
「急いで来てくれたんだよね？喉乾いてない？」
そう言って渡してくれたのは、俺の大好きなコーラ。
…もう俺、Aと結婚したいんだけど。
なんで、Aは俺が欲しいものを全部くれるんだろう。
Aの全てに魅了される。
取り敢えず、公園のベンチに座った。
Aは、紅茶を飲んでいた。
コーラをゴクゴクと飲んで一息付き、聞きたかったことを聞く。
「ねえ、A？一昨日のこと…」
「ゴホッゴホッ…っ、」
いきなり噎せたA。
「え、大丈夫？」
笑いながら問えば、変なところに入った〜て、涙目に言う。
けど、すぐに落ち着いたのか、ペットボトルのキャップをしっかりと閉めて、俺のことを真剣に見た。
「あの、実は、全部覚えてるの。一昨日のこと」
今度は俺が噎せそうになった。
危ない危ない。
「え、本当に…！？本当に全部覚えてるの？」
見つめ返して問えば、暗がりの中でもはっきりと分かるほど赤面するA。
「うん、全部…」
まさか、全部覚えてるとは思わなかった。
どうしよう、心拍数が急上昇。
待って、落ち着こう。
なら、いいじゃないか。
あの時Aは酔っていて。
だからって訳じゃないけど、伝えやすかった。
けど、今度は本番。
ちゃんと俺の気持ちを伝えて、Aの気持ちもきちんと知る。
距離を詰めて、少し屈んで、Aと視線を合わせる。
Aの太股にあった手を取って、真っ直ぐにAを見た。
「…A、」
こんなに緊張するなんて。
生まれて初めてかもしれない。
軽く深呼吸をして、呼吸を整えた。
「俺、Aが好き」
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マロンチョコ26(プロフ) - ずっと更新楽しみにしてます (2017年11月20日 0時) (
レス) id: d93b2646ea (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃぱふぇ。(プロフ) - kimnaaさん» 返信遅くなりすみません(>_<)そう言って頂けてとても嬉しいです！有難うございます<(_ _*)> (2017年8月22日 7時) (レス) id: 4914aafb63 (このIDを非表示/違反報告)
kimnaa(プロフ) - テヒョン最高です！新しい設定で面白いです！続き楽しみです〜〜 (2017年8月17日 17時) (レス) id: e68b5e5454 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まっちゃぱふぇ。 | 作成日時：2017年8月10日 14時
