X�� ページ12
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ホテルまでの道のり、彼とは凄く話があって、もっと仲良くなりたいと思った。
ホテルの裏側らへんに着くと、いいとこ泊まってるねと言って笑った彼。
街灯が少なくてあまり良く見えないけれど、彼の笑顔が凄く好きなの。
そう、もの凄く。
笑っていない時の顔と笑顔の時のギャップ。
笑顔の彼は、本当に可愛い。
けれど、男の人に可愛いというのは駄目なんだそう。
何かで読んだ。
だから、綺麗と言ったのだけど、やっぱり可愛い。
「今日は本当にありがとう。また、明日ね？」
別れが少し寂しい、なんて。
「うん。怪我する前に助けられてよかった」
「私も来てくれて嬉しかった」
もう一度お礼を言ってから、笑って歩き出そうとした時。
私の腕を掴んで軽く引き寄せられた。
私の耳近くで聞こえる彼の低い声。
「A…」
急なことで私の心臓が大変なことに。
どっくどくと心臓が早鐘を打つ。
逆立ちしたみたいに顔に熱が集まる。
「おやすみ」
甘く囁いて離れた彼は、落ち着いた何処か悲しげな笑顔を浮かべていた。
やっぱり、もっと彼のことを知りたい。
私と同じく、別れが少し寂しいと思ってくれていたら嬉しい。
けれど、明日会えるから。
だから、悲しげな笑顔なんて浮かべないで。
「うん、おやすみなさい、テヒョン」
頬の熱がまだ収まらない中、満面の笑みを浮かべ、手を振って歩き出す。
明日会えるのだと思えば、自然と口元が緩んだ。
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マロンチョコ26(プロフ) - ずっと更新楽しみにしてます (2017年11月20日 0時) (
レス) id: d93b2646ea (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃぱふぇ。(プロフ) - kimnaaさん» 返信遅くなりすみません(>_<)そう言って頂けてとても嬉しいです！有難うございます<(_ _*)> (2017年8月22日 7時) (レス) id: 4914aafb63 (このIDを非表示/違反報告)
kimnaa(プロフ) - テヒョン最高です！新しい設定で面白いです！続き楽しみです〜〜 (2017年8月17日 17時) (レス) id: e68b5e5454 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まっちゃぱふぇ。 | 作成日時：2017年8月10日 14時
