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まだ収まらない震えを恨めしく思いながら、今出来る精一杯の笑顔を見せる。
「無理に、笑わないで。怖かったでしょ？」
この人はどこまで私を魅了すれば気が済むの？
大きな手が私の手を包んだ。
その大きな手がすっごく安心した。
私、この人の為ならなんでも出来る、なんて根拠もなく思った。
これぐらいならいいよね…？
そう思って彼の逞しそうな胸に頭を預けた。
私、この人が来てくれていなかったら、今頃どうなっていたのだろう。
ちょっぴり涙が溢れてきた。
やばいやばい。
こんなところで泣く訳にはいかないと鼻をすすって、顔を上げた。
じっ、と近くで彼の顔を見る。
本当に整ってるなぁ。
2重じゃないのにここまでかっこいい人、生まれて初めて見た。
けど、さっきからなんか百面相をしていて面白い。
どうしたというのだろう。
面白くて笑ってしまう。
どうしてもお礼がしたかったから、聞いてみれば明日の午後なら空いていると。
どんな仕事をしている人なのかな？
それから、連絡先を交換して、靴を取りに行って、ホテルまで送ってくれることになった。
本当にいい人だなぁ。
彼はキムテヒョン君というらしい。
今は同い年だけれど、今年22歳になるみたい。
私より年上だから、オッパだ！
けれど、テヒョンでいいよと言う彼。
えぇ〜と渋っていた私。
1年も変わらないんだしお願い！なんて言われてしまえば断れない。
私のことはAと呼んでくださいと言った。
彼が日本が大好きだと言ってくれた時、本当に嬉しかった。
少しだけ日本語も喋ってくれて。
何故か、胸のドキドキは収まってはくれなかった。
こんな素敵な人に出逢えて、やっぱり今日は最高の一日。
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テヒョンと初めて目が合った時、トクンと胸の奥が鳴ったの。
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マロンチョコ26(プロフ) - ずっと更新楽しみにしてます (2017年11月20日 0時) (
レス) id: d93b2646ea (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃぱふぇ。(プロフ) - kimnaaさん» 返信遅くなりすみません(>_<)そう言って頂けてとても嬉しいです！有難うございます<(_ _*)> (2017年8月22日 7時) (レス) id: 4914aafb63 (このIDを非表示/違反報告)
kimnaa(プロフ) - テヒョン最高です！新しい設定で面白いです！続き楽しみです〜〜 (2017年8月17日 17時) (レス) id: e68b5e5454 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まっちゃぱふぇ。 | 作成日時：2017年8月10日 14時
