【HQ】俺らのマネージャーは…一体何なんだろうか【青城】

65話 ページ25

牛島｢…ふっ…わかった。Aが卒業するまで待つ｣

『ありがとう若利クン！』

牛島｢だから｣

『え？』



若利クンが私の手を引っ張り、私の唇にキスをした

……は？



覚｢若利クンダイターン｣

大平｢よく大勢の目の前で…｣



いやいやいやいやいやいやいやいや！！！



牛島｢これで我慢しよう｣

『っっっ……！！！///』



き、キス…若利クンが……キス……



『わっ…若利クンのバカ！バレーバカァァァ！！！///』



私はそう言って青城の所に戻った



牛島｢？｣

覚｢…若利クン、俺の妹のファーストキス奪うとかいい度胸してるよネ……？それも付き合ってもないのに順序というものを知らないのカナ…？若利クン…？｣

大平｢久々のシスコン｣

山形｢あれはホラー｣

瀬見｢まァ…今回は天童の言ってることがあってるかもな…｣



もうやだ…私のファーストキス……

いやいや別に若利クンが嫌な訳じゃないヨ？

けどやっぱキスとかって順序とかあるジャン！？

てかあれ大勢の目の前で！！！

消え去りたい！！！！！



花巻｢青春ですなー｣

松川｢ですなー｣

『うっうるさいっ…ですヨ…！///』

及川｢やっぱり1、2年はピュアだね〜国見ちゃんはさすがに無表情だけど。あ、ピュアと言えば岩ちゃんも……ってあれ？｣



金田一クン、矢巾先輩、渡先輩は顔が真っ赤だった

国見クン、及川先輩、花巻先輩、松川先輩は普通だけど…

岩泉先輩が怖い顔をして若利クンを睨んでいた

え？いや、え？



岩泉｢あﾞ？何だよ…｣

及川｢イエ、ナンデモアリマセン｣

花巻｢(あーそうか)｣

松川｢(そりゃ好きな人が嫌いな奴とキスしてりゃ)｣

花巻松川｢｢(ムカつくわなー)｣｣

国見｢…お疲れA｣

『…うるさい……』



私たちはバスに乗り、梟谷と音駒に見送られ宮城に帰る



ーーーーーーーーーー



バスの中で皆は寝ている中、私はめっちゃ目を見開いている

午前中めっちゃ寝たのもあるし…

若利クンにキスされて……



ﾎﾞﾝｯ！！



と効果音が付きそうなくらい私は思い出して顔が真っ赤になった

…若利クン、本気なんだなァ……



岩泉｢A｣

『ひょっ！？いっ…岩泉先輩…』

岩泉｢隣良いか？及川うるせぇんだ｣

『…あ、はい…どうぞ』



私は自分の荷物を退かし、隣に岩泉先輩が座る

…ヤバい、何か緊張する…

しばらく無言で、チラッと岩泉先輩を見た

あ、寝てた

やっぱり疲れてるよネ…

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