【HQ】俺らのマネージャーは…一体何なんだろうか【青城】

43話 ページ3

茜｢お疲れ様です｣



アカネはそう言って白鳥沢の皆にスポドリとタオルを渡す

私の中学の頃の話は皆知ってるけど、それを誰だかは知らない

だから…



牛島｢ありがとう｣

茜｢いえ、マネージャーとして当たり前のことです｣

大平｢いやぁマネージャーに来てくれるとは嬉しいよ。何か手伝うことがあったら言ってね｣

茜｢ありがとうございます、大平さん｣

白布｢テーピングある？｣

茜｢ありますけど、巻きましょうか？｣

白布｢じゃあお願い｣



普通に接してる

ウンウン、いい事だ

もしアカネと同じ中学だってバレたら…



覚｢若利クンが黙ってないだろうネ〜｣

『おﾞｯｯ兄ちゃん！！！』

覚｢おﾞｯｯ笑｣

『今日お兄ちゃんのご飯倍にするから』

覚｢ごめんなさい｣

『…お兄ちゃんにも話してなかったよネ？何でわかったの』

覚｢ン〜勘｣

『……デスヨネ』



…まァお兄ちゃんなだけまだマシか



『…皆には言わないでヨ』

覚｢わかってるヨ｣



アカネは私の元チームメイトなんかじゃない

今はただの白鳥沢のマネージャーだ



『お兄ちゃん頑張ってネ』

覚｢大好きな妹にそう言われたら頑張るしかないデショ〜！若利クーン！！｣



お兄ちゃんはそう言って若利クンたちの所に駆けて行った

もし、私が白鳥沢にいたら

なんて良く考えたりする

私が白鳥沢にいたら

あのお兄ちゃんの後ろでお兄ちゃんと一緒に若利クンに向かってるんだろうな

なんて

私は青城のマネージャーなのに

…少し、寂しいなんて思ったり



『……ダメだダメだダメだダメだダメだ…』

及川｢？Aちゃん？｣

『すみません及川先輩、私の頬ぶっ叩いてくれませんか？』

及川｢エッそっちに目覚めちゃった？｣

『違います。私は昔から根っからのアッチです』

松川｢どっちよ笑｣

『…私、色々馬鹿なこと考えてるんで、吹っ飛ばしてください。誰でもいいので』

及川｢え、無理だよ、女の子に手あげるとか…｣

岩泉｢こっち来いA｣

及川｢嘘でしょ岩ちゃん｣



私は岩泉先輩に近づいた



岩泉｢…お前は青葉城西のマネージャーだということを自覚しろ。俺たちに恥をかかせるな。
……何考えてるは知らねぇが、今は俺たちに集中してろ｣



そう言って岩泉先輩は私の頭をポンポンと叩いた



『……いっその事抱いてくれ(はい)』

花巻｢逆笑｣

岩泉｢簡単にそう言うなよー｣

及川｢岩ちゃん耳真っ赤((｣

松川｢ホント学ばないよね、及川｣



岩泉先輩超イケメン

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