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JK「ヒョンたち、何だろう。
何が言いたいか分からない。
Aちゃん、何か俺に言いたいことあるんでしょ？」
ジョングクくんが私に聞いてくるが、言えるわけがない。
私の部屋にあがって欲しい。
ジョングクくんに触れていたい。
なんて・・・
どんだけ破廉恥な女だ！と、引かれてしまいかねないし、
私に魅力がないかなんて、答えが怖くて聞けない。
『いや、無いよ？
ジンさんたち、何が言いたかったんだろうね。』
なんとか話をはぐらかす。
けれど、ジョングクくんは納得いかないような表情で私を見ている。
JK「俺は、何でも話して欲しい。
話してくれないと、分からないよ。」
そんなこと言われたって。
こんな下心だらけのドロドロな気持ち、伝えるわけにはいかない。
伝えて、嫌われるのが怖い。
軽蔑されるのが怖い。
『本当に、何にもないよ。大丈夫！
何かあったらちゃんと言うから。』
JK「そっか・・・」
そんな話をしていれば、いつの間にかアパートの前についている。
JK「じゃあね、Aちゃん。」
ジョングクくんはニコッと微笑んで、私の頭を撫でる。
今日も同じ。彼は私と一緒にいてくれない。
珍しく明日は2人とも休みだから、たくさん一緒にいれるのに・・・。
私も“またね”と言って笑顔を作ろうとしたが、上手く笑えない。
どころか、いろんな感情が涙となって溢れ出てくる。
JK「なんで泣いてるの？」
ジョングクくんは私の顔を覗き込む。
JK「言ってくれないと、分からない。」
ジョングクくんは困ったように弱々しい声で呟く。
本当に、困ると思う。
私の考えてることなんて、読めるわけがないと思うし、どうか気づかないで欲しい。
ジョングクくんに、嫌われたくない。
ぐちゃぐちゃの頭の中で必死に考えて、唯一伝えられる私の思いを言葉にする。
『・・・ジョングクくんが、好き。』
ジョングクくんは、目を見開いた後、苦しそうな表情をする。
それは、何？
私はジョングクくんに振られてしまうんだろうか。
ジョングクくんは私の好きに、答えられなくなってしまったんだろうか。
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ヤンコチペン - コメント失礼します！ ここから、ぐく氏たちはどうなっていくのか、気になってきました！笑 素敵な作品をありがとうございます！！応援しています！ (2023年4月6日 23時) (
レス) @page49 id: 257e9ab930 (このIDを非表示/違反報告)
狐兄弟 凌 - 後々グクたちは離れてしまうのかとかめっちゃ気になります！！くっつきグクさん可愛い！面白かったです (2019年11月2日 9時) (レス) id: 7d3711d128 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - はじめまして^^一気読みさせていただきました！凄く面白いです！一途に想い続けてくれるJKにキュンキュンさせられっぱなしでした(笑)続きも楽しみにお待ちしております！頑張ってください！ (2019年10月21日 18時) (レス) id: 3fc92ffbb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2019年10月21日 0時
