キミに惚れられました。【JK】 (ページ16)

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JK「んー、半分は嘘。だけど、半分は本当。
俺は本当に23歳。でも、それは韓国でいうとね。

日本と韓国では、ちょっと違います。

韓国では、お腹の中にいる時から年齢数えるので、産まれた時、1歳。
だから、俺は、日本でいうと、22歳。

あとね、韓国では1月1日に全員歳をとります。
なので、誕生日がきて歳をとる日本でいうなら、まだ9月になってないので、俺は今21歳・・・。

だから・・・」

『私の方が年上？』

JK「そういうこと！
Aちゃんに、オッパって呼ばれたくて嘘つきました。ごめんなさい。」

シュンと肩を落とすジョングクくん。

それを見て、笑うソクジンさん。

JN「珍しいね。韓国ではオッパって呼ばれるの嫌がってたのに。」

JK「言ったでしょ？Aちゃんには呼ばれたかったの！！」

ジョングクくんは、年下だったらしい。

でも、言われてみれば、年上というよりは年下と言われる方がしっくりくる。

JN「長々と呼び止めてしまったね。
ジョングク、ちゃんと送ってあげてね。
邪魔なヒョンは消えることにするよ。」

ソクジンさんは、バイバイと笑顔で手を振って帰っていった。

『あ、ジョングクくんも、帰っていいよ？
私送ってくれなくても大丈夫！』

JK「俺が大丈夫じゃないです。
言ったでしょ？
俺はAちゃんに惚れました。」

『それ、ちゃんと意味分かってる？』

JK「分かってるよ。」

『絶対分かってないよ！！』

JK「しつこい人ですね。
いいよ、これから。ちゃんと意味分かってるってこと、教えてあげます。

Actions speak louder than words.(行動は言葉よりも雄弁)ってね。」

ニヤッと得意げに笑うジョングクくん。

アクション、スピークしか聞き取れなかった。

ジョングクくんは私をアパートの前まで送ってくれた。