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『ほら、パン冷める。』
JK「Aさん、昨日、俺がどこにいるのかとか、何しているのかとか、気にしてくれていたんですか？」
『早く食べて会社に行こう。』
JK「Aさんも、俺に興味をもってくれているんですか？」
『あぁ、お願い。それ以上口にしないで。』
JK「こんなチャンス二度とないんで。
パン食べるのやめて、俺の顔を見てください。ほら。」
パンを奪われ、両頬をガッシリと掴まれて強制的にジョングクの方へと向けられる顔。
今、自分がどれだけ情けないくらいの真っ赤な顔をしているのかは想像できる。
だからこそ、恥ずかしすぎて涙が滲みそうだ。
JK「Aさん、俺に興味がありすぎて困ってるんですか？」
『なんでそれをまた掘り返すんだよう。
忘れてって言ったじゃん。』
JK「なんで、俺が嬉しい言葉を忘れないといけないんですか。
ちょっと、記念にキスしときますか！！！！！」
『しません！！！
どうしたの、ジョングク。
酔っぱらってる？』
JK「いや、朝から呑むわけないでしょ。
これから仕事なのに。
俺の本能が、今だ、グイグイいけって言ってるんで。」
『その本能、ちょっと病院でも行った方が良いと思う！』
JK「Aさんはもっと困っちゃえばいいんですよ。
俺に興味もちまくって、もっと困っちゃえ。
そうしたら、離婚したいなんて言わなくなるでしょ？」
『それとこれとは別の話で、』
JK「記念に、今日の夜はディナーでも行きましょうか！」
『行かん！！！！！』
水を得た魚の如く嬉しそうに目を輝かせているジョングク。
何がそんなに嬉しいのか、先程まで若干の険悪ムードが流れていたのに、今ではニコニコしている。
私はただただ恥ずかしいだけなのに。
そんなの、ズルい。
『キスってものはそう簡単にするものではないでしょ？』
JK「俺の唇を何度も奪っといて、どの口が言ってんすか。」
『待った、それ誰の話？』
JK「そうやって俺をもてあそぶんだから。
Aさんってば、罪な女です。」
『すっごい記憶にない。
けど心当たりがあるのが怖い。』
JK「ほら、キスしましょ。俺たち夫婦です。」
『あ！急がなきゃ。
遅刻します！！
会社行かないと！』
JK「む。」
不満げな表情を浮かべながら椅子に腰を下ろしたジョングク。
JK「仕方ないです。今の所は我慢します。
でも、俺だって、いつまでも我慢はできませんよ。」
続く (更新停止中)
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うに(プロフ) - もう何度も読んでますがやっぱり大好きなお話です！また更新される日を待ってます！ (4月29日 21時) (
レス) @page45 id: fc966db95f (このIDを非表示/違反報告)
Sharon(プロフ) - めっちゃ好き！更新待ってます (2月5日 18時) (レス) @page45 id: ba78d037f7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - 今日も好きすぎます まゆうさん ありがとうです。 (8月20日 21時) (レス) id: c3cca9217a (このIDを非表示/違反報告)
たたたった(プロフ) - 面白かったです!!更新待ってます☺️☺️ (7月18日 22時) (レス) @page45 id: 8d4bed92ac (このIDを非表示/違反報告)
たぬき - 続きが気になってしょうがないっっ！！！ (7月17日 13時) (レス) @page45 id: 6d3f164a1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう。
| 作成日時：2021年9月12日 21時
