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JK「今、秘書の仕事の８割はジミニヒョンがしている。
1.5割はテヒョンイヒョン。あとの0.5割をAさん。」
…いや、なんか割合おかしくないか？
私の0.5割には身に覚えがめちゃくちゃありまくる。
ジミンくんの仕事割合よ。
テヒョンくん何してんの。
1.5割って。
…いや、薄々感じていたけども。
この秘書課、ジミンくんいなかったら終わってんじゃん。
ジミンくんをもっと労わろう。
病気にでもなったら大事だ。
秘書課がオワッテシマウ。
『じゃあ、私は必要ない…ってことですか。』
社長は眉間にシワを寄せ、コーヒーカップを机に置いた。
JK「秘書課の仕事に要らない仕事はひとつもない。
ジミニヒョンの８割だって、テヒョンイヒョンの1.5割だって、Aさんの0.5割だって。
どれが欠けたとしても秘書課の仕事は成り立たないし、つまり俺も社長として仕事ができない。
この会社だって回らなくなる。
つまり、Aさんの0.5割だって、この会社には必要不可欠なんだけど。」
社長の口から出た意外な言葉に、キョトンとしてしまう。
だって、いつも怒ってばかりだし、かなり大きなミスだってしてしまった。
そんな私に、それじゃあまるで、
JK「ま、あんたが受付に戻りたいって言うなら別だけど。」
『社長は私を必要としてくださっているということですか？』
JK「…必要ない人間は側には置かない。」
『必要ってことですよね！！！？』
JK「声がデカい。」
『ありがとうございます！！！！！！』
つまりクビじゃないってことだ。
それどころか、0.5割でも、私を必要としてくださっている。
めっちゃくっちゃ怖かったけど、今も怖いけど、何かいろいろあったけど、それでも、私は秘書課に来て良かった。
JK「もういい。戻って。」
表情は一切変わらないけれど、少しだけ目を逸らす社長は、どうやら照れているらしい。
家でのジョングクはとても素直で可愛いけど、社長であるジョングクは、素直じゃないけど可愛いのかもしれない。
JK「遅い。」
『はい！戻ります！
あ、これからもよろしくお願いします！
私受付になんて絶対に戻りませんからね！！！！』
JK「声がうるさい。」
再びジロッと睨まれたものの、一度上機嫌になった私は、スキップする勢いで社長室を出た。
TH「わ。Aちゃんが笑顔で社長室から出てきた。
どうしたの？今日雪でも降る？」
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うに(プロフ) - もう何度も読んでますがやっぱり大好きなお話です！また更新される日を待ってます！ (4月29日 21時) (
レス) @page45 id: fc966db95f (このIDを非表示/違反報告)
Sharon(プロフ) - めっちゃ好き！更新待ってます (2月5日 18時) (レス) @page45 id: ba78d037f7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - 今日も好きすぎます まゆうさん ありがとうです。 (8月20日 21時) (レス) id: c3cca9217a (このIDを非表示/違反報告)
たたたった(プロフ) - 面白かったです!!更新待ってます☺️☺️ (7月18日 22時) (レス) @page45 id: 8d4bed92ac (このIDを非表示/違反報告)
たぬき - 続きが気になってしょうがないっっ！！！ (7月17日 13時) (レス) @page45 id: 6d3f164a1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう。
| 作成日時：2021年9月12日 21時
