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『分かりました。』
ジミンくんから封筒に入った書類を受け取り、会社を出る。
ジミンくんから知らせを受けたらしいテヒョンくんからメッセージが届き、一緒に現在地も送られてきていた。
TH「Aちゃん！ごめんね？」
待ち合わせ場所に行けば、嬉しそうに笑うテヒョンくんがいた。
『これ、書類です。』
TH「ありがとう。
ジミンに絶対これを持って行けよって昨日から１０回以上は言われたんだけど、まぁそういうときに限って忘れちゃうよね？」
『いや、普通忘れませんけど？
ってか、そんなに何回も言われていたんですか。』
TH「ジミンは俺のことが大好きで、俺のことを凄く心配してくれているんだよ。」
『いや、もう、信頼ゼロじゃないですか。
そして挙句の果て忘れるんかい。』
TH「多分、封筒が机に同化していたんだよ。」
『灰色の机に茶色の封筒がどうやって同化すると言うんだ。』
TH「Aちゃん、今日もキレッキレだね。そういうとこ、好きだよ。」
『はいはい。』
TH「あれ？おかしいな。
普通、好きって言われたら、女の子は喜ばない？」
『どこぞのプレイボーイですか。
それに、私人妻なんで。』
TH「いや、自分で�狄雄吻瓩辰童世辰討�いて、なんでニヤニヤしているのさ。」
『人妻って、響きえろいですよね。』
TH「どうしたの？ジョングクとのことで悩みすぎておかしくなった？」
なんで、テヒョンくんもジミンくんも、全てお見通しなんだ。
TH「Aちゃん、思っていることを全てジョングクにぶつけてみれば良いのに。」
テヒョンくんはにっこり微笑みながらそんな無理難題を言う。
ジョングクに思っていることを全て言う？
そんな恐ろしいことができるか。
夫婦だからって、何でもかんでも話せるわけではない。
しかも、私とジョングクは普通の夫婦ではないし。
辛い現実を突きつけられるよりも、全てを曖昧にしたまま一緒に居る方が、きっと、幾分もマシなんだ。
TH「あ。約束に遅れる。
Aちゃん。持って来てくれてありがとう。
気を付けて帰ってね？」
テヒョンくんは手を振って、人混みの中へと消えて行った。
ジミンくんにもテヒョンくんにもバレてしまうくらい、私は分かりやすいのだろうか。
そのうち、ジョングクにまで悟られてしまいそうで怖い。
きちんと表情管理をしていこうか。
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うに(プロフ) - もう何度も読んでますがやっぱり大好きなお話です！また更新される日を待ってます！ (4月29日 21時) (
レス) @page45 id: fc966db95f (このIDを非表示/違反報告)
Sharon(プロフ) - めっちゃ好き！更新待ってます (2月5日 18時) (レス) @page45 id: ba78d037f7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - 今日も好きすぎます まゆうさん ありがとうです。 (8月20日 21時) (レス) id: c3cca9217a (このIDを非表示/違反報告)
たたたった(プロフ) - 面白かったです!!更新待ってます☺️☺️ (7月18日 22時) (レス) @page45 id: 8d4bed92ac (このIDを非表示/違反報告)
たぬき - 続きが気になってしょうがないっっ！！！ (7月17日 13時) (レス) @page45 id: 6d3f164a1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう。
| 作成日時：2021年9月12日 21時
