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もっと。もっと欲しい。
求めるように深く口付けすれば、彼女はそれに応えてくれた。
…のも、ほんの一瞬で、気づけば気持ちよさそうに眠っていたAさん。
ねぇ、俺のこの体の熱、どうしてくれんの？
しまいには、冷水を頭から浴びるしまつ。
最悪だ。
翌朝、気持ち良さそうに眠るAさんを起こさないように部屋を出て、ソクジニヒョンの元へ行き、ブーブー文句を言っているヒョンに、半ば強引にサインを書かせた。
役所に提出してしまえば、もう、引き返すことはできない。
絶対に、引き返させない。
まぁ、起きた彼女がなーんにも覚えていないのには、俺もかなりショックを受けたし、かなり落ち込んだ。
でも、結婚してしまえばこっちのもんだ。
時間はたっぷりある。
離婚したいなんて思えないくらい。
俺しか見れないくらい。
俺に夢中にすればいいだけの話。
・
JK「…っ」
ソファに座ったままウトウトし始めた頃、突然鳴りだしたスマホにビクッと肩を震わせ、目が覚めた。
Aさんが帰って来るまで待っていようと思ったのに。つい寝てしまうところだった。
スマホを確認すれば、Aさんからの着信だった。
何だろう。
迎えに来て欲しい、とか？
…いや、そんな風に甘えてはくれないだろう。
俺はAさんのこと迎えに行きたい。
…けど、Aさんがそれを望んでないなら、俺はそうするべきじゃない。
通話ボタンを押し、耳にあてる。
JK「はい。…はい？」
すぐに通話を切り、鍵を手に取り、家を飛び出る。
車を走らせて言われた店に行けば、ふにゃふにゃ笑っているAさんがいた。
『あれ？ジョングクだぁ。』
JK「何、酒飲んでんすか。こんなに酔っぱらっちゃって。」
俺がいないところでお酒は飲むなって、あれだけ言ったのに。
YN「すみません。お酒、飲ませたら、こうなっちゃって。」
JK「あ、いえ…すみません。
妻が迷惑をかけました。」
Aさん、覚えとけよ。
絶対に許さないからね。
YN「何回も一緒に飲んだことあるけど、前はこんなに酔ってなかったのに。」
JK「へぇ。そうなんですね。
Aさん、お酒弱いんだと思ってた。」
YN「まぁ、元々弱かったですけど。」
JK「あ、やっぱり弱いのか。」
YN「でも、一杯くらいでここまで酔っぱらうことなんて。」
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Sharon(プロフ) - めっちゃ好き！更新待ってます (2月5日 18時) (
レス) @page45 id: ba78d037f7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - 今日も好きすぎます まゆうさん ありがとうです。 (8月20日 21時) (レス) id: c3cca9217a (このIDを非表示/違反報告)
たたたった(プロフ) - 面白かったです!!更新待ってます☺️☺️ (7月18日 22時) (レス) @page45 id: 8d4bed92ac (このIDを非表示/違反報告)
たぬき - 続きが気になってしょうがないっっ！！！ (7月17日 13時) (レス) @page45 id: 6d3f164a1d (このIDを非表示/違反報告)
ちな - 深夜まで読めるくらい面白かったです！続きが気になり眠れません…！応援してます！ (6月8日 0時) (レス) @page45 id: 8afab50b44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう。
| 作成日時：2021年9月12日 21時
