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オッパはもう一度、私をまっすぐ見つめる。
オッパとこうやってちゃんと顔を見て向き合ったのはいつぶりだろうか。
『私のオッパが、ユンギオッパで良かった。』
YG「…当たり前だろ。
ってか、泣きすぎ。」
オッパの手のひらが、私の頭をグシャグシャっとかきなでる。
YG「…A。幸せになれよ。」
オッパは目を細めて、微笑んだ。
オッパが笑った。
・
JK「はは、まだ泣いてる。」
『ずるい。ずるい。ほんと、ずるい。
なんか、黙って、家族と仲良くなってるしさあ。』
JK「俺の、離婚阻止計画は完璧ですから。
ほら、御家族と仲良くなったら、え？ジョングクめっちゃいいじゃんってなりません？」
『お父さんお母さんではなくて、ユンギオッパと仲良くなってるところに、ジョングクのあざとさを感じたね。』
JK「あざといの意味分かってます？
っていうか、あのシスコン相手にあざとさ出しませんよ。」
『オッパをシスコンって呼ばないでよ。
ってか、なんでジョングクは、オッパが私のことを大切に想ってくれてるって分かったの？
かなり分かりにくいと思うんだけど。
私、ずっと一緒にいて、初めて気付けたのに。』
JK「…俺、あの人に会うの初めてじゃないです。
ずっと前にも会ってて。
あー、この人、凄い妹のこと大切に思ってるんだなぁって。
だから、別に会うのは怖くなかったですよ。
殴られるだろうなとは思ったけど。
本当に怖いのは、どうでも良いと無関心な態度とられる方ですから。」
『ユンギオッパに会ったことあるの？』
JK「まぁ。
でも、それと、俺がAさんとあの日会ったのは関係ありませんよ。
偶然が重なりあって、今があるんです。」
『なるほど？』
うん。よく分からない。
泣きすぎて若干頭は痛くなったが、その後行った実家でも、ジョングクは既に仲良くなっていて、楽しそうに話していた。
私のお父さんとお母さんも、私の結婚をお祝いしてくれた。
そこでふと気づいた。
お父さんもお母さんもオッパも、私の結婚を祝福してくれて、もうこれは、やっぱり結婚は無しで…なんて言えない。
ジョングクの離婚阻止計画は完璧なのかもしれない。
まぁ、そんなものなくたって、今の私に、ジョングクと離婚するという選択肢は薄いのかもしれない。
もしも私がジョングクと別れたいと思うならば、それはきっと、ジョングクの未来の為だろう。
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Sharon(プロフ) - めっちゃ好き！更新待ってます (2月5日 18時) (
レス) @page45 id: ba78d037f7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - 今日も好きすぎます まゆうさん ありがとうです。 (8月20日 21時) (レス) id: c3cca9217a (このIDを非表示/違反報告)
たたたった(プロフ) - 面白かったです!!更新待ってます☺️☺️ (7月18日 22時) (レス) @page45 id: 8d4bed92ac (このIDを非表示/違反報告)
たぬき - 続きが気になってしょうがないっっ！！！ (7月17日 13時) (レス) @page45 id: 6d3f164a1d (このIDを非表示/違反報告)
ちな - 深夜まで読めるくらい面白かったです！続きが気になり眠れません…！応援してます！ (6月8日 0時) (レス) @page45 id: 8afab50b44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう。
| 作成日時：2021年9月12日 21時
