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入籍して１週間。
私は、この人との同棲が始まってしまったのだ。
『ジョングクさんは良いんですか？』
JK「何がですか？」
一旦部屋に荷物を置き、リビングにある机を挟んで向かい合って座る。
コーヒーを一口飲んだジョングクさんにそう問いかければ、少しだけ首を傾けて私をじっと見る。
『ジョングクさんは、私のこと知らないでしょう？』
JK「BT社の受付をしている、ミン・Aさん…でしょ？
家族構成は、お父さん、お母さんと、お兄さんが1人でしたね。」
『なんで知って、』
JK「酔っぱらって、自分で言っていたじゃないですか。」
『個人情報駄々洩れしちゃったわけですね。』
JK「結婚のことは、ご家族には？」
『言ってないです、まだ。
だって、家族の中で、私は元婚約者と結婚する話になっていたのに、急に婚約破棄され、更にヤケ酒の末に知らない人と結婚しました…なんて項目が多すぎて言えません。』
JK「ほら、また敬語になってます。」
『…私自身、まだ何も飲み込めていないのに、家族に報告なんて、できない。』
お父さんとお母さんは混乱しそうだし、オッパに関しては、絶対怒るに決まってる。
私のオッパは鬼よりも怖いんだ。
小さい頃から私に対してかなり冷たいし、すぐ怒るし、厄介者のように邪険に扱うし。
そんなオッパがこのことを知れば、怒られ、馬鹿にされ、軽蔑されるに決まってる。
JK「まぁ、タイミングは任せます。
Aさんが望むのなら、いつだって挨拶にも行きますし、殴られるくらいなら全然良いですよ。」
『そんな迷惑をかけるわけには、』
JK「だって、俺はAさんの人生を貰っちゃってるんです。
それくらいの覚悟はできています。
それに、別に迷惑だとは思いませんが‥‥迷惑をかけ合うのが、夫婦ってものだと、俺は思ってます。
だから、どんどん迷惑かけちゃってください。」
にっこり微笑んでそう言い切ったジョングクさん。
どうやら、遊びで結婚してみたわけでもなさそうだ。
�猊徂忰�
今、私と彼の関係は、夫婦というものなのか。
ぴんとくるわけもなく、マヌケな表情をした私。
嬉しそうに目を細めているジョングクさん。
JK「Aさんの元婚約者のように、Aさんを傷つけることは、俺しませんよ。絶対。」
『それも、酔った私が話していましたか？』
JK「はい。それはもう、４時間くらい。」
『４時間！？すみません。』
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あーみー - 勉強頑張ってからこのページを開いたら更新されてました。。。！！もうほんっっっっとうに嬉しいです！いつもご褒美で読ませていただいてます！作者様なりのペースで更新頑張ってください。 (2021年9月12日 23時) (
レス) id: 14ddaebfbb (このIDを非表示/違反報告)
ハシモト(プロフ) - 毎回更新されるたびに大喜びして読ませていただいています！まゆうさんの書くもの全部大好きです！これからも応援しています！ (2021年9月4日 20時) (レス) id: 0a8c73e852 (このIDを非表示/違反報告)
りり - 感情振り回される感じが堪らなく好きですっっっ！！！ずっとずっと見てたいなあ。更新楽しみにしています！ (2021年9月2日 23時) (レス) id: 5e48ce6db1 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - JINさんの指輪で、君が消えるその前に。思い出しましたー！とにかく最高です！ (2021年8月28日 22時) (レス) id: 20b9f3ec07 (このIDを非表示/違反報告)
ジンペン(プロフ) - やだぁぁぁーー！別れて欲しくないー！……ジョングクに期待。 (2021年8月27日 6時) (レス) id: 243e188d0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう。
| 作成日時：2021年8月1日 21時
