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身長の高いジョングクがじっと小さなトースターを覗き込んでいるものだから、可愛くてつい微笑んでしまう。
JK「あ、そういえば、昨日。すみません、寝ちゃって。」
『いや、こちらこそ。ベッドに運んでくれたよね？』
JK「起きたら、Aさんと一緒にソファで寝ててびっくりしました。
…昨日、Aさんとの生活が始まったと思うと、嬉しくて眠れなかったんですよ。」
トースターから目を離すことなく、そう話すジョングク。
昨日も思ったけど、ジョングクって凄く素直だと思う。
自分の思ったことも、ちょっと恥ずかしいことも、全て真っすぐに話してくれる。
あの彼は、そういうの言ってくれなかったし、だからこそ、1人でため込んで、最後はフラれてしまった。
素直に言ってくれるのは嬉しい。
まぁ、ちょっと、こっちまで照れちゃうようなことも多いけど。
『…ありがとう。』
JK「へ？」
驚いたのか、私の方を見るジョングク。
『ジョングクのおかげで、凄く、楽しいよ。』
JK「…俺も、楽しいです。」
嬉しそうに微笑むジョングク。
そして、匂ってくる焦げた匂い。
JK「あぁっ！！！！！？また焦げたじゃないですか！！」
『焦げたね。』
JK「今日こそは、上手に焼こうと思ったのに。
Aさんが嬉しいこと言うから。」
『バター乗せたりジャムを乗せたりしたら大丈夫だよ。』
最初の３日間は、２人で一緒にゆったりと過ごし、４日目から、ジョングクだけ会社へと出勤していった。
今日から、違う店舗で働き始めるらしく、少しだけ忙しいと言っていたジョングクは、帰りも遅かった。
それでも、夜ご飯を作って待っていれば、帰ってくるなり嬉しそうに笑ってくれた。
ジョングクと２人きりの生活にやっと慣れてきた頃。
私の結婚休暇は終わった。
そして、今日から、私は再び会社へと出勤する。
JK「今日から仕事ですね。」
『うん。いつもジョングクばかり働いて、私だけずっと休んでいるのは嫌だったから、仕事が始まるのは嬉しい。』
JK「家に1人でいるのは寂しかったですか？」
目を輝かせながら私に行くジョングク。
『まぁ…寂しかったよ。』
JK「ふふ。俺も、早くAさんに会いたくて、仕事終わらせて帰っていました。」
嬉しそうに笑うジョングク。
なんだ、この子は。
本当に可愛いな。
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あーみー - 勉強頑張ってからこのページを開いたら更新されてました。。。！！もうほんっっっっとうに嬉しいです！いつもご褒美で読ませていただいてます！作者様なりのペースで更新頑張ってください。 (2021年9月12日 23時) (
レス) id: 14ddaebfbb (このIDを非表示/違反報告)
ハシモト(プロフ) - 毎回更新されるたびに大喜びして読ませていただいています！まゆうさんの書くもの全部大好きです！これからも応援しています！ (2021年9月4日 20時) (レス) id: 0a8c73e852 (このIDを非表示/違反報告)
りり - 感情振り回される感じが堪らなく好きですっっっ！！！ずっとずっと見てたいなあ。更新楽しみにしています！ (2021年9月2日 23時) (レス) id: 5e48ce6db1 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - JINさんの指輪で、君が消えるその前に。思い出しましたー！とにかく最高です！ (2021年8月28日 22時) (レス) id: 20b9f3ec07 (このIDを非表示/違反報告)
ジンペン(プロフ) - やだぁぁぁーー！別れて欲しくないー！……ジョングクに期待。 (2021年8月27日 6時) (レス) id: 243e188d0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう。
| 作成日時：2021年8月1日 21時
