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そこまで言うと、ジニオッパは俯いた。
私はゆっくり体を起こす。
『私はジニオッパと一緒にいるのがとても好きなの。
昔も今も・・・私ね、オッパのことが好き。』
あんなに、ひたすら隠してきた気持ちだったけど、今はこんなにもすんなり言える。
オッパとの毎日を、オッパとの思い出を、オッパとの恋を、無かったことにはできない。
出会う前になんか戻れないよ。
私はできるだけ笑う。
『だから、もう、会えない。
ジニオッパは、オンニの彼氏だから。
私はこんな下心がある状態で、オッパに会うことはできないよ。
オンニもオッパも、私にとって大切な人だから。
だから、2人とも、幸せになって欲しい。』
笑っているはずなのに、涙が溢れだしてくる。
笑ってお別れをしようと思っていたのに、やっぱり寂しくて涙が出てくる。
ジニオッパを見れば、オッパも涙を流している。
私、オッパを泣かせちゃったのかな。
オッパは私の頬に手を伸ばす・・・けれど、もう少しのところで、ぎゅっと握りしめた。
JN「僕は・・・僕は、Aの気持ちには答えられない。」
そりゃあ、そうだ。
だって、オッパにはオンニがいる。
それは分かってたよ。
分かってたけど、やっぱり言葉で言われるとかなり苦しい。
『オッパ、大好きだったよ。』
私は震える声でそう伝えた。
もう、これで思い残すことはない。
私は精一杯の恋をした。
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のの - ほんとに美しい、話。ほんとに読み進めることを止めることができません。それくらいとても面白かったです。これからも頑張ってください！ (2021年1月1日 23時) (
レス) id: 56a0e485d0 (このIDを非表示/違反報告)
SIN-KYO - 全て読ませて頂きました！とても面白かったですありがとうございます他の作品も大好きですこれからも面白い作品をお願いします(._.)” (2019年10月14日 12時) (レス) id: 467b8a1d7b (このIDを非表示/違反報告)
のんちゃん(プロフ) - このお話めちゃくちゃ大好きでした！面白かったです！ (2019年10月13日 21時) (レス) id: 9d411ba96e (このIDを非表示/違反報告)
テギ寄り - きゅんきゅん号泣です………T T ストーリー性があって面白すぎます！！更新待ってまーーす！！！頑張ってくださいね！ (2019年10月11日 20時) (レス) id: 3685fa0611 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2019年10月8日 23時
