オンニの彼氏2。[完結]【JN】

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オッパ、良いお父さんになりそうだなぁ。なんて、思いながら、眺める。




JN「アカチャンッテ、カワイイネ。」



突然、オッパがカタコトで喋り出す。



『その喋り方、変だよ？』


ジニオッパはテヨンちゃんをベビーベッドに寝かせ、私の方に来る。




JN「チョット、ソコへスワッテ。」




ジニオッパの指差す方にあるのは、ソファ。






ジニオッパが初めて我が家へ来たとき。


このソファにグクと私と一緒に座った。




初めて２人きりになった晩には、私が恥ずかしくて、ソファの端と端に座ったよね。


そして、いつの間にか寝た私は、オッパとこのソファで寝たいた。




なんだかんだ、オッパとの思い出が詰まったソファ。




私は促されてそのソファに座る。オッパも続いて私の隣に座る。





手と足を同時に出しながら歩くオッパは、やはり様子がおかしい。





JN「A、僕は、Aとの赤ちゃんが欲しい。」


このオッパ、急に何を言い始めてるんだ。



オッパの考えていることが分からない。





けれど、オッパの緊張が伝わってきて、鼓動が早くなる。








JN「でも、それはいつか・・・の話で。
いつか、そうなったら良いなと思う。

けれど、僕はまだAと２人でたくさん思い出を作りたくて・・・

一緒にいたくて・・・

だから。つまり・・・」







オッパは私の手を握り、私を真っ直ぐ見つめる。


その目は私の大好きな優しい目で、温かい目で。







JN「A、僕と結婚してください。」






予想もしていなかった言葉に、身動きが取れなくなる。

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