63. ページ15
『なんか、2人が何に言い争ってんのかよく分からない。
そもそも、なんで初めての彼氏だと嬉しいの?』
言い争いをしている2人を横目に、私の目の前でご飯を食べているテヒョンに聞く。
TH「え、A、分かんないの!?
そりゃあ嬉しいでしょ!
だって彼氏いなかったってことは、やったことない
ってことでしょ!」
ヤッタコトナイッテコトデショ?
テヒョンの問題発言に、一気に食卓が静かになる。
TH「いろいろ初めてを教えてあげれるじゃん!」
笑顔で躊躇いもなく言い切るテヒョン。
この、5歳児。デリカシーってもんがないのか。
JK「なに、このヒョン・・・。
怖いんだけど。」
TH「え?何が?」
あー・・・なるほどなるほど。
好きだから一緒にいたい・・・それしか考えていなかった私の頭の中に、付き合うということの現実が一気に降りてくる。
顔が一気に熱くなる。
ジニオッパの顔が見れない・・・
キャパオーバーとなった私は箸を置いて、走って自分の部屋へと行き、籠る。
JK「テヒョンイヒョン、ありえないです。」
TH「えー?何が?」
JK「ヌナにそういうことの免疫があるわけないでしょ。
あ、ジニヒョン、元気だしてください。まだ、ジニヒョンとそういうことしたくないって決まったわけじゃないですよ。
その線が濃厚になっただけで。」
JN「ジョングクや・・・全くフォローになってないよ。」
ジンは誰もいなくなった隣の席を見て、肩を落とした。
1173人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
のの - ほんとに美しい、話。ほんとに読み進めることを止めることができません。それくらいとても面白かったです。これからも頑張ってください! (2021年1月1日 23時) (レス) id: 56a0e485d0 (このIDを非表示/違反報告)
SIN-KYO - 全て読ませて頂きました!とても面白かったですありがとうございます他の作品も大好きですこれからも面白い作品をお願いします(._.)” (2019年10月14日 12時) (レス) id: 467b8a1d7b (このIDを非表示/違反報告)
のんちゃん(プロフ) - このお話めちゃくちゃ大好きでした!面白かったです! (2019年10月13日 21時) (レス) id: 9d411ba96e (このIDを非表示/違反報告)
テギ寄り - きゅんきゅん号泣です………T T ストーリー性があって面白すぎます!!更新待ってまーーす!!!頑張ってくださいね! (2019年10月11日 20時) (レス) id: 3685fa0611 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まゆう | 作成日時:2019年10月8日 23時