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『っ‥‥‥。』
勢いよく体を起こす。
あれ？私、夢を見ていた。
夢を見ていたと思うんだけど…なんの夢だっけ？全然思い出せない。
隣を見れば、ソクジンさんが眠っている。
寝顔まで綺麗だなぁ。
‥‥じゃない。
昨日の出来事を一気に思い出して、恥ずかしすぎて消えてしまいたい。
ソクジンさんに体を見られた。
そして、いろいろ触られて、変な声も聞かれて‥‥そして、何度も何度もキスをした。
自分の体を見れば、ちゃんとパジャマを着ている。
ソクジンさんが着せてくれたのかな？
昨日、ソクジンさんは私を好きだと言ってくれた。
私はソクジンさんと両想いになったのだ。
JN「ねぇ。何、ニヤニヤしてるの？」
『うっわ。ソクジンさん。』
さっきまで寝ていたはずのソクジンさんは、バッチリ目を開け、私を見てニヤリと笑っている。
『べっつに、ニヤケてなんて、』
JN「何考えてたの？」
『何も、べつに、』
JN「Aちゃんって、結構ムッツリスケベさんだね。」
『ソクジンさんには言われたくないです。』
JN「どういうこと？」
『ソクジンさんの方がスケベです。』
JN「スケベだったらダメ？僕がスケベなら、Aちゃんは嫌いになる？」
コテンと首を傾げながら聞いてくるソクジンさん。
おおう。開き直っている。そして、なんか、ずるい。
『…おやすみなさい。』
私は再び横になり、布団を被る。
ソクジンさんはそんな私に腕を回し、自分の方へと抱き寄せる。
『ちょっ、何するんですか！？』
JN「おやすみ。」
『離せ、この野郎です。』
ソクジンさんは私を抱きしめたまま、再び眠りに入った。
ソクジンさんのぬくもり、ソクジンさんの匂いに包まれ、私の心臓はバクバクと暴れている。
そのまま眠れるわけもなく、私は朝まで寝ることができなかったのは、言うまでもない。
夢の事なんて、すっかり忘れてしまっていた。
JN「じゃあ行ってくるね。１人では出歩かないように。」
『分かりました。』
JN「とか言いながら、Aちゃんは約束を守ってくれないからね。」
『ちゃんと守りますよ。』
JN「とか言いながら、約束を破ったのは誰？」
『むむ。』
JN「Aちゃんには前科がついたからね。」
『私は犯罪者か何かですか。』
いつものように、また一日が始まった。
いつものように…だけれど、いつもとは違う。
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まゆう。(プロフ) - ぽむ.さん» 教えてくださりありがとうございます！この作品、リメイクしているものでして、元が北海道にしていたので、そのままうってしまいました。すみません…。韓国が舞台で合ってます。すぐ訂正致しました。本当にすみません。 (2020年11月4日 7時) (
レス) id: c199fca4fa (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ - ジンがチミだったかー (2020年11月2日 20時) (レス) id: d305fb51e1 (このIDを非表示/違反報告)
k.n(プロフ) - さすがです！チミがジミンちゃんかと思いきや、違う誰かがと思いきや！！流れがさすがです！ジンくんの真っ直ぐな愛で思い出しますように♪ (2020年10月29日 9時) (レス) id: 1a3cfb96cd (このIDを非表示/違反報告)
SiN(プロフ) - まゆうさんのジンくん、好きです(*´ω`*) (2020年10月28日 22時) (レス) id: bb3875de40 (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ - ジンかっこよすぎ (2020年10月25日 9時) (レス) id: d305fb51e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう。
| 作成日時：2020年10月23日 23時
