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私は、ソクジンさんしかダメになってしまったんだ。
CM「誰だよ、好きな奴って、」
チャンミンくんは私を睨む。
チラッとソクジンさんを見れば、私の視線に気づいたようで、目を細めて優しく微笑んだ。
今。
私があなたの名前を言ったら、もう、その笑顔は見れなくなる？
普通に接してもらえなくなる？
それでも、私は、あなたが好き。
この恋が終わるとしても、今、私はあなたの名前を呼びたい。
『私は、ソクジンさんが好きです。』
少し震えてしまったけど、でも、ちゃんと言えた。
ソクジンさんは驚いた表情を浮かべたが、すぐに嬉しそうに目を細めた。
JN「僕も、Aちゃんが好きだよ。」
想定外の返事に、今度は頭が真っ白になる。
『嘘だ。』
JN「嘘なわけないでしょ。
っていうか、この状況で嘘つくと思う？
え？嬉しい！！ってなるとこじゃないの？普通。
嘘だって言いきられても。」
『え？だって…それ、嘘です。』
JN「僕がそんな面倒くさいこと、すると思う？」
ソクジンさんが私のことを好き？
でも、テヨンさんのことが好きなんじゃ‥‥え？だって。
えー‥‥。
未だに混乱している私に、ソクジンさんは盛大な溜息をつき、チャンミンくんの方を向いた。
JN「ってことで。
Aちゃんは僕のことが好きだし、僕はAちゃんが好き。
残念だったね。偽物。」
『…え？偽物？』
チャンミンくんは顔を歪めている。
JN「Aちゃんの友達か誰かに聞いたんだろ？約束のこと。」
偽物だったの？チミじゃないの？
私、チミだと思ってあれだけ我慢したのに。
CM「お前に、偽物も本物も分からないだろ。」
JN「分かるよ。僕、本物を知ってるからね。」
え？
ソクジンさん、チミを知っているの？
JN「Aちゃん、帰ろう。お腹空いた。」
『え？あ、はい。』
玄関を出て行くソクジンさんを追いかける。
本物を知っているってどういうこと？
『ソクジンさん。本物を知っているってどういうことですか？』
家への帰り道、ソクジンさんに聞いてみる。
JN「まぁ、いろいろね。」
『いろいろって。』
JN「またいつか教えてあげる。」
『そうやって話を逸らして、』
JN「それより、今は説教の方が先だと思うんだけど？」
にっこり笑うソクジンさん。
その瞳は全く笑っていない。
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まゆう。(プロフ) - ぽむ.さん» 教えてくださりありがとうございます！この作品、リメイクしているものでして、元が北海道にしていたので、そのままうってしまいました。すみません…。韓国が舞台で合ってます。すぐ訂正致しました。本当にすみません。 (2020年11月4日 7時) (
レス) id: c199fca4fa (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ - ジンがチミだったかー (2020年11月2日 20時) (レス) id: d305fb51e1 (このIDを非表示/違反報告)
k.n(プロフ) - さすがです！チミがジミンちゃんかと思いきや、違う誰かがと思いきや！！流れがさすがです！ジンくんの真っ直ぐな愛で思い出しますように♪ (2020年10月29日 9時) (レス) id: 1a3cfb96cd (このIDを非表示/違反報告)
SiN(プロフ) - まゆうさんのジンくん、好きです(*´ω`*) (2020年10月28日 22時) (レス) id: bb3875de40 (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ - ジンかっこよすぎ (2020年10月25日 9時) (レス) id: d305fb51e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう。
| 作成日時：2020年10月23日 23時
