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JN「お願い。僕の言うことを聞いて？
そのチミって人と絶対二人きりになったらダメだよ？
僕が嫌なんだ。
何かあれば、すぐに、ジミンって言うやつや、サラちゃんに言って？
僕にも連絡をしてね。」
『何を心配しているのか分かりませんが、そうすることでソクジンさんが安心できるのなら、私はそうします。』
JN「ん。そうして。」
ソクジンさんは私の頭をクシャッっと撫で、離れて行った。
JN「ほら。お風呂入っておいで。」
『はい。』
ソクジンさんのせいで火照った顔を、少しだけ冷たい水で洗う。
あぁ、ずるい。
私だって、ソクジンさんに怒っていたのに。
今はこんなにも、ドキドキしてしまっている。
私はやっぱり、ソクジンさんが好きだ。
けれど、ソクジンさんには好きな人がいる。
チミに会えなかった時よりも、胸が苦しい。
翌日、ソクジンさんを見送た後、準備をしてマンションを出れば、マンションの下の所には満面の笑みを浮かべるチャンミンくんがいた。
『おはよう？』
CM「急に来てごめんな？でも、離れていた分、たくさん一緒にいて埋めたいんだ。」
『チャンミンくん…』
ソクジンさんには２人きりにはなるなって言われた。
でも、せっかく来てくれたのに、追い返すわけにはいかない。
私の頭を優しく撫でるチャンミンくん。
CM「無理をしなくていいから、新しい思い出を一緒に作って行こう？」
『うん。ありがとう。』
チャンミンくんは私を高校まで送ってくれた。
その間、お互いの学校のことや趣味の話などをした。
チャンミンくんは常に笑顔だった。
だから、私も自然と笑顔になる。
CM「じゃあ、放課後も迎えに来るよ。」
『え？』
放課後はソクジンさんが迎えに…
CM「約束…忘れたの？」
低い声に背中がゾクリとする。
CM「忘れてないよね？もちろん。」
先程まで輝いていた瞳は、急に冷たく、暗く見えてしまう。
『忘れてないよ。』
CM「だよね！じゃあ、放課後迎えに来るから。」
チャンミンくんはまた、優しく微笑み、手を振りながら帰って行った。
さっきのは何？
一瞬、別人のようだった。
小さい頃、チミはいつだって優しくて温かかった。
そうでしょう？
��Aちゃんの会いたいチミはもうどこにもいないよ��
ふいに、ソクジンさんの言葉が脳裏に浮かぶ。
もう、あの頃のチミとは違うのだろうか。
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まゆう。(プロフ) - ぽむ.さん» 教えてくださりありがとうございます！この作品、リメイクしているものでして、元が北海道にしていたので、そのままうってしまいました。すみません…。韓国が舞台で合ってます。すぐ訂正致しました。本当にすみません。 (2020年11月4日 7時) (
レス) id: c199fca4fa (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ - ジンがチミだったかー (2020年11月2日 20時) (レス) id: d305fb51e1 (このIDを非表示/違反報告)
k.n(プロフ) - さすがです！チミがジミンちゃんかと思いきや、違う誰かがと思いきや！！流れがさすがです！ジンくんの真っ直ぐな愛で思い出しますように♪ (2020年10月29日 9時) (レス) id: 1a3cfb96cd (このIDを非表示/違反報告)
SiN(プロフ) - まゆうさんのジンくん、好きです(*´ω`*) (2020年10月28日 22時) (レス) id: bb3875de40 (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ - ジンかっこよすぎ (2020年10月25日 9時) (レス) id: d305fb51e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう。
| 作成日時：2020年10月23日 23時
