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ソクジンさんに差し出されたカフェラテを飲めば、程よい甘さが口全体に広がり、失恋した傷を癒してくれるようだ。
‥‥うわ、嫌なこと思い出した。
JN「昨日、クレープを頬張っていたから、何かあったのかな？なんて思っていたけど、やっぱり何かあった？」
クレープを食べる時は、大抵何かのお祝い事か、何か嫌なことがあった時と決めている。
ちなみに、昨日の場合は後者だ。
ソクジンさんは大人な男性っていう感じで、いつも優しく、私たちを温かく包み込んでくれるお兄さんのような存在だ。
…時々賑やかだけど。
『何か…あったんですかね。』
JN「ジョングクがいないってことは、ジョングクと喧嘩した？」
『喧嘩…なのでしょうか。』
言葉を濁してカフェラテを口に含む。
JM「失恋したんですよ、この子。」
『ジミン！？』
JN「あぁ、Aちゃん、ジョングクが好きだったもんね。」
『ソクジンさん！？』
ジョングクへの想いはジミンにしか伝えていなかったのに、なんでソクジンさんが知っている？
私が目を丸くして驚いていると、そんな私を見てソクジンさんが笑った。
JN「Aちゃん。君は自分で思う以上に分かりやすいからね。
分からなかったのは、ジョングクくらいじゃない？」
まーじーかー。
私の恋心は駄々洩れだったらしい。
JN「失恋、ねぇ。ふーん。思春期は大変だね。
これ、サービスね。」
ソクジンさん手作りのクッキーを私とジミンにくれた。
JN「笑って過ごしても、泣いて過ごしても、時間の経過って一緒なんだよ。
だったらさ、楽しく過ごした方が楽しいと思わない？」
『さすがに、失恋したてで、楽しくは過ごせないですよ。
しかも、相手は幼なじみなわけだし。
今までの関係がガラリと変わっちゃう。』
JN「変えちゃえばいいんだよ。
だって、変わりたいと思っていたんでしょ？」
『でも、いざ変わるとなると寂しいです。
しかも…奴には彼女ができたわけですし。』
JN「結婚したわけではないから、まだ大丈夫だよ。
いつか別れるかもしれないし。
そう、落ち込まないで。」
ソクジンさんのポジティブな励ましに、つられて私もポジティブになってくる。
そうだよね。
まだ、結婚したわけではない。
ただ、彼女ができたっていうだけ。
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美月 - どんどん変わっていく生活があり、どきどきする (7月31日 4時) (
レス) @page38 id: 9240e7cce6 (このIDを非表示/違反報告)
mii(プロフ) - キュンですね、 (2021年10月2日 9時) (レス) id: d47eb74ff4 (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - やんやんさん» 嬉しいコメント、ありがとうございました！これからも頑張ります！！！ (2020年10月26日 23時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - Alssさん» 嬉しいお言葉をありがとうございます！！私の世界観を存分に出せるよう、頑張ります！ (2020年10月26日 23時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - ☆☆さん» 私も、皆様が大好きです！！今更ですが、途中で終わらせるというのは私がしたくなくて、続きを書き続けています！ (2020年10月26日 23時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう。
| 作成日時：2020年9月24日 22時
