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たくさん泣いて、失恋して、私は大人になったはず。
だから、私は、グクの幸せを願える大人な女になろう。
JM「それは、いい考えだね。そうしなよ。」
『相変わらずだね。むしろ清々しいわ。』
JM「こういう時、一緒になって落ち込んだって、さらに気持ちが落ちるだけでしょ。」
相も変わらず、私を見ずにスマホを見続けるジミン。
そのスマホ、へし折ってやろうか。
JM「でもまぁ…もっと他に伝え方はあったよね。
片想い拗らせて、最後の最後にやっと気持ちを伝えたかと思えば、何それ。
ブチギレからの言い逃げ。
いや、言って追い出したのか。」
『ねぇ、やっぱりへし折ろう』
JM「いや、なんの話。」
ジミンのスマホに手を伸ばす私の手首を慌てて掴み、自分のスマホを私から遠ざけるジミン。
へし折ってやる。
JK「へぇ。仲良いじゃん。」
『うわっ。』
急に声がするものだから、驚いて足を滑らせ、そのままジミンに向かって倒れる。
ジミンがすかさず座ったまま私を抱きとめてくれ、何してんの、なんて呆れたような顔してじとーっと見てくる。
そして、すぐに後ろからお腹に逞しい腕が回され、後ろに持ち上げられて立ち上がらされる。
JK「何してんの。」
『さーせん。』
グクを見れば、すこぶる不機嫌な顔をしていて、私はそんなグクからバッと目をそらす。
なんで、こいつ、ここにいるの。
気まずすぎて、会いたくなかったんだけど！！！
グクを好きだと言った私に断りを入れに来た？
それとも、そんな私を笑いにきた？
幼なじみなのに、そんな風に思っていたのかよって。
できれば、後者であってほしい。
そうしたら、私も笑って、冗談に決まってんじゃんって無かったことにできるのに。
JK「お前さ、昨日あのままドア開けてくれないし、今日朝はさっさと学校行ってるし。
逃げんなよ。」
『はあ！？逃げてるわけじゃないし！！
っていうか、少しは配慮してくれる？
こちとら、絶賛失恋中で、物凄い気まずいんじゃ！！
ほっといてくれ。』
グクに向かってそう言えば、また目を丸くしている。
ギギギギとゆっくり首を動かしてジミンの方を見れば、糸目を更に細めて、私をじろりと見ている。
顔に書いてあります。
�爐�まえは馬鹿か��
うん、私だって思う。
失恋相手に何言ってるんだろうね。
こんなやつだから、私はグクに選んでは貰えない。
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美月 - どんどん変わっていく生活があり、どきどきする (7月31日 4時) (
レス) @page38 id: 9240e7cce6 (このIDを非表示/違反報告)
mii(プロフ) - キュンですね、 (2021年10月2日 9時) (レス) id: d47eb74ff4 (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - やんやんさん» 嬉しいコメント、ありがとうございました！これからも頑張ります！！！ (2020年10月26日 23時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - Alssさん» 嬉しいお言葉をありがとうございます！！私の世界観を存分に出せるよう、頑張ります！ (2020年10月26日 23時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - ☆☆さん» 私も、皆様が大好きです！！今更ですが、途中で終わらせるというのは私がしたくなくて、続きを書き続けています！ (2020年10月26日 23時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう。
| 作成日時：2020年9月24日 22時
