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ガチャリ。
重い音をたて、扉が開く。
もう、扉の方に視線を向けなくても分かる。
JK「ねぇ、いつまで踊ってんの。」
いつものように風呂上りのグク。
さっきまでサラと一緒にいたの？なんで部活に帰って来なかったの？サラと一緒に何をしていたの？
言葉にできない質問はたくさんある。
聞かないのは、まだグクから離れる勇気がないからだろうか。
私はグクの問いかけを無視したまま踊り続ける。
JK「…もう踊るなよ。」
私の手首を掴んで引っ張るものだから、グクの硬い胸板で思い切り鼻をぶつけた。
『何すんだ、馬鹿野郎。鼻が潰れるわ。』
JK「お前が無視するからじゃん。」
グクの胸の中で、離れようとジタバタしてみるが、更に背中に回された腕に力が込められ、潰れてしまうのではないかというくらい、グクの胸に押し付けられる。
『私、まだお風呂に入ってない。汗臭い。嫌だ。』
JK「全然汗臭くないよ。むしろ、Aの匂い好き。」
『変態か！？いや、変態かぁ。』
JK「何、納得してんの。」
グクは顔を離してニヤリと笑い、顔を近づけてくる。
キスされる。
その寸前で、私はグクの顔から顔を背けてしまった。
キスを拒んでしまった。
グクは一瞬傷ついたような表情をし、すぐにムッと不機嫌な顔になった。
そして、私の顎を掴んで自分の方へと向かせ、少し強引に唇を重ねる。
さっきまで他の子とキスをしていたやつとキスなんてしたくない。
離れようと体を動かしても、更にグクの力が強くなるだけで、そのまま壁に押し付けられる。
そのうち、お腹にグクの大きな手が入ってきて、私は慌てて手首を掴む。
『待て、早まるな。』
JK「崖から飛び降りようとするのを止めようとする刑事？」
『あんた、どこに手を入れてるんだ。』
JK「Aのお腹。」
『やめてよ。私、サラみたいに細くないよ。』
そう言えば、目を丸くしてキョトンとしたアホっぽい顔を浮かべ、クスッと小さく笑いやがった。
そして私を抱きかかえ、ベッドへと放り投げた。
JK「ねぇ。Aがダイエットしたのって、俺のため？」
『べっつに。グクの為ではないよ。選抜に入りたかっただけで、』
前髪から覗く瞳が、じーっと私を見つめ続ける。
JK「Aは十分うまい。俺やジミンよりもうまいよ。」
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美月 - どんどん変わっていく生活があり、どきどきする (7月31日 4時) (
レス) @page38 id: 9240e7cce6 (このIDを非表示/違反報告)
mii(プロフ) - キュンですね、 (2021年10月2日 9時) (レス) id: d47eb74ff4 (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - やんやんさん» 嬉しいコメント、ありがとうございました！これからも頑張ります！！！ (2020年10月26日 23時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - Alssさん» 嬉しいお言葉をありがとうございます！！私の世界観を存分に出せるよう、頑張ります！ (2020年10月26日 23時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - ☆☆さん» 私も、皆様が大好きです！！今更ですが、途中で終わらせるというのは私がしたくなくて、続きを書き続けています！ (2020年10月26日 23時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう。
| 作成日時：2020年9月24日 22時
