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JM「もう、お前ってやつは。」
『早く練習室に戻ろう。私、早く踊りたいの。』
JM「…まぁいいや。お前がそれでいいなら。
今は、それでいいよ。
テヒョン、Aが迷惑かけたね。」
『本当だ！タオル！！』
私の頭にかかっている、テヒョンのタオル。
何かに使うために持っていたんじゃないのかな？
TH「安心して。洗ってからまだ使ってないから。
別に使う用事もなかったし。」
『洗って返すね。』
TH「いや。洗わなくていいよ。
今日、Aがこれ以上涙を流すことが無いように、お守り。」
ひひっと無邪気な笑顔を浮かべるテヒョン。
その笑顔に癒される。
練習室を飛び出てきたときは、こんな穏やかな心ではなかった。
テヒョンのおかげだね。
『ありがとう。』
TH「ううん。部活頑張ってね。
あのカフェで待ってる。」
手をひらひらと振りながら、玄関の方へと歩いて行くその後ろ姿は、少しだけ切なそうだった。
練習室に帰れば、グクが心配そうに私の方を見てきた。
安心させるように笑いかけるが、それでも丸い瞳を小さく揺らしながら私を見つめている。
ソンミン先生の姿は見えず、他の部員の視線が痛い。
JM「今日はもう自主練習だから。
いつものところで踊ろうよ。」
ジミンが私の手を引いて、いつも練習する場所、練習室の隅のところへ移動する。
SR「A！」
サラが心配そうな表情を浮かべてかけよってくる。
SR「大丈夫？先生、本当に酷いよね。
Aは私よりダンスが上手なのに。
それに、みんなの前であんな風に言って。
１年生や２年生もいるのに、３年生の面目がたたないよね。」
サラはやっぱり部長だし、私の心配をしてくれているのだろうか。
『３年の面目がたたない…そこまで考えてなかったや。
ダンスに、１年生も２年生も３年生も関係ないし、みんな同じ仲間だと思っているから。
そっか、そうだよね。
３年生がやる気ないダンスなんて言われたらダメだよね。
ごめんね。３年生のメンツをつぶして。』
そうか。
ソンミン先生にあんなことを言わせて、困るのは私だけではない。
３年生の顔まで汚してしまったのか。
私、自分のことしか考えれてなかったなぁ。
SR「いや、私はAを責めるわけではないの。
ソンミン先生が言いすぎだと思う。
部長として、先生に話してみるね。」
『いいよ。そんなことしたら、サラがペナルティを受けちゃうでしょ？
私が頑張れば良い話だから。』
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美月 - どんどん変わっていく生活があり、どきどきする (7月31日 4時) (
レス) @page38 id: 9240e7cce6 (このIDを非表示/違反報告)
mii(プロフ) - キュンですね、 (2021年10月2日 9時) (レス) id: d47eb74ff4 (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - やんやんさん» 嬉しいコメント、ありがとうございました！これからも頑張ります！！！ (2020年10月26日 23時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - Alssさん» 嬉しいお言葉をありがとうございます！！私の世界観を存分に出せるよう、頑張ります！ (2020年10月26日 23時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - ☆☆さん» 私も、皆様が大好きです！！今更ですが、途中で終わらせるというのは私がしたくなくて、続きを書き続けています！ (2020年10月26日 23時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう。
| 作成日時：2020年9月24日 22時
