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JM「まぁ、馬鹿だよね。」
『ちょっと、辛辣すぎない？もっと慰め方ってもんが。』
JM「まぁ、男ってのは星の数ほどいるよ。」
『そんなありきたりな台詞じゃなくて！』
JM「もう、いちいち慰め方に注文多いよ。」
机に項垂れる私に目もくれず、スマホをつついているジミン。
私とグクの親友だ。
中学1年生の時に３人が同じクラスになってから、仲良くなった。
それ以来、高校３年生の今まで、腐れ縁の如く一緒にいる。
JM「大体ねー、３年になって、初めてクラスが別になったことで、焦るべきだったんだよ。
グクにだって、僕たち以外の友達はできるし、その中から彼女になる人だってできる。
これは、幼なじみという関係に甘えてきたお前の自業自得だよ。」
『別に甘えていたわけじゃない。
むしろ、その関係が邪魔だった。
何度、幼なじみでなければよかったのにと思ったことか。』
JM「でも、幼なじみだからこそ、ずっと特別な存在になれたんだろ。」
『そうとも言う。』
JM「もう、諦めなよ。僕の友達、紹介しようか？」
『馬鹿ジミン。
私、まだ自分の想いを伝えられてもないのに。』
JM「彼女がいるのに、好きだと言われても困るよ。」
そりゃあ、そうだ。
JK「ねぇ。ジミン。数学の教科書貸してよ。」
噂をすれば何とやら。
私がこんなに落ち込んでいるというのに、爽やかな顔して来やがったよ、私の幼なじみ兼想い人は。
JK「…何、この暑苦しいやつ」
JM「ほんとにね。ジメジメするよね。
どうにかしてよ、幼なじみだろ。」
JK「無理。そんな陰気臭いの。」
『さっきから聞いてれば、何だよ何だよ。』
暑苦しいだの、ジメジメするだの、陰気臭いだの！！！
お前たちに人の心ってもんはないのか！？
JK「あ。いつも一緒に帰ってたけど、今日から帰れない。」
『え、なんで！？』
JK「何でって。朝、言ったろ？彼女が出来たって。
彼女と帰るに決まってるでしょ。」
『デスヨネー。』
もう、帰りたい。
『朝も…？』
JK「どうだろ？朝はまだ何も話してないから、今まで通りでいいんじゃない？
お前は俺の目覚まし時計だし。」
何が目覚まし時計や。ジリリリリって言わないわ。
でも、せめて朝だけでも…と、安心する。
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美月 - どんどん変わっていく生活があり、どきどきする (7月31日 4時) (
レス) @page38 id: 9240e7cce6 (このIDを非表示/違反報告)
mii(プロフ) - キュンですね、 (2021年10月2日 9時) (レス) id: d47eb74ff4 (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - やんやんさん» 嬉しいコメント、ありがとうございました！これからも頑張ります！！！ (2020年10月26日 23時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - Alssさん» 嬉しいお言葉をありがとうございます！！私の世界観を存分に出せるよう、頑張ります！ (2020年10月26日 23時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - ☆☆さん» 私も、皆様が大好きです！！今更ですが、途中で終わらせるというのは私がしたくなくて、続きを書き続けています！ (2020年10月26日 23時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう。
| 作成日時：2020年9月24日 22時
