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[TH「どしたのー?」]
『テヒョン。一生のお願いがある。』
[TH「ん?何ー?」]
『今日泊まりに来てくれないだろうか。』
[TH「なんか、そんな真剣に言われると、面白いね。なんで?」]
『今日、ジニオッパが泊まりに来ててね。
グクは仕事の先輩の家に泊まるって言いやがるし、ジニオッパと二人きりなのは初めてなのですよ。』
[TH「へぇー、やったじゃん!1歩進歩だね。」]
『進歩どころか、後退しかねないわ。
お願いします。助けてください。』
[TH「まぁ、別に明日のお出かけは10時くらいからだから、それまでに帰るなら泊まりも大丈夫なんだけど・・・」]
『テヒョン様!!』
[TH「でも、グクからカトクきて、ヌナの邪魔はしないでくださいねって言われたから、Aのお願いは聞けない!ごめんね?」]
グクのやつ、何余計なことしてくれてんだよ。
『私とグク、どっちが大切なの?』
[TH「んー、ごめんね。
グク、怒ると怖いから。
初の二人きり、楽しんでね!
ジニヒョンなら大丈夫だよ。」]
階段を降りる音が聞こえてきたので、慌てて通話終了ボタンを押す。
リビングの扉が開き、白い大きめのパーカーに、黒いタイトなズボンを履いたジニオッパが入ってくる。
スーツ姿も素敵だったけど、私の好きな男性の格好No.1のパーカーを選ぶなんて。
私を心臓を握り潰す気か・・・。
再びオヤジギャグを思い浮かべ、表情筋の管理をする。
JN「あ!じゃあ、今日はAと二人きりだね!初めてだね!」
嬉しそうにそう言うジニオッパ。
あー、チンチャ・・・意図も簡単に心臓は握り潰されてしまった。
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SIN-KYO - 主人公のツッコミが面白くて好きです笑更新楽しみにしています! (2019年10月8日 5時) (レス) id: 467b8a1d7b (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - Pちゃん()さん» 教えて頂きありがとうございます。その間違いはないよう何度も確認したのですが、見落としてしまっていたようです。今後ないよう、より一層確認を強化します。 (2019年10月7日 6時) (レス) id: c199fca4fa (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - 凪沙さん» ありがとうございます!凄く嬉しいお言葉を・・・。今以上努力しますので、これからもよろしくお願いします! (2019年10月7日 6時) (レス) id: c199fca4fa (このIDを非表示/違反報告)
Pちゃん()(プロフ) - ぐぅがジンのことジニオッパって言ってますよ、、、ヒョンですよ、。 (2019年10月7日 0時) (レス) id: 00ec3437ee (このIDを非表示/違反報告)
凪沙(プロフ) - 今まで読んだソクジンの作品で一番面白いです!!これからも更新楽しみにしています~~~ (2019年10月6日 22時) (レス) id: 8438ae182e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まゆう | 作成日時:2019年10月5日 9時