オンニの彼氏。【JN】

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ジニオッパはパタパタとリビングへ戻って行った。


テヒョンは未だに笑いを堪えている。


私はそんなテヒョンの背中を1度叩く。





TH「いった・・・何するの。」


『何笑ってんの？』


TH「いやぁ、分かりやすく牽制されたなぁと思って。」


『・・・なんで牽制する必要があるの。』



TH「え、A、分からないの？
ソクジンさんも大変だねぇ。」






テヒョンはニコニコしながらリビングへと歩いて行く。





あの宇宙人、何言ってるのか全く分からない。





リビングから、テヒョンイヒョンーっというグクの嬉しそうな声が聞こえてくるので、急ぎ足でリビングに向かう。


そして、宇宙人がもう1人の宇宙人とすぐに仲良くなったのは言うまでもない。



賑やかな2人に挟まれ、若干それを引いた目で見ているグクが面白かった。








それからというもの、4人が我が家に集まることが増え、ゲーム大会だの鍋パーティーだのお疲れ様会だの、適当に名前をつけては集まっている。



大好きなジニオッパと、大好きな友達と大好きな弟がいる空間が、私にとってはとても幸せだった。






けれど、心の中でいつも思う。



早い内に辞めないと、最後に味わう絶望は大きなものになる。



それなのに、辞められない私は相当のダメ人間だと思う。

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