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その日は、特に任務もなく、メンバーも全員揃って調べものや書類などをこなしていた。
JK「先輩。そろそろ、俺のスマホを返してください。」
『だって、今、いいところなんだもん。』
JK「自分のでしてください。」
『やだよ。私のスマホが重くなるじゃん。』
俺と先輩のデスクは隣同士で、今先輩は俺のスマホで、今流行りのUNOのゲームアプリを嗜んでいらっしゃる。
数日前。
“グク、ちょっとスマホかーして？”
なんて、珍しく名前で呼んでもらったことに喜んでホイホイとスマホを渡してしまったことを、俺は後悔している。
っていうか、今勤務中！！！！！
隣からは、“UNO！”“ワッハッハッハァー”“グーッドッ！”なんて声まで聞こえてくるから、俺はイヤホンとスマホを繋ぎ、先輩の両耳にぶち込んだ。
やっぱりこの人、ポンコツ刑事だ。
「やぁ、久しぶり。」
突然聞こえた声に、メンバー全員が立ち上がる。
俺も慌てて立ち上がる。
眼鏡をかけ、優しそうな雰囲気だが、どこがしっかりとした威厳もある。
パン警視監。
とにかく、この組織の偉い人。
BTSは主に、この人からの命令で特別任務を遂行する。
俺たちが何かを起こせば、全てこの人の責任となる。
PN「・・・相変わらずだね。」
目を細めながら俺の隣を見る。
そこにはイヤホンをしたままUNOをし続けているポンコツ。
俺はポンコツ刑事の腕を掴んで立たせ、イヤホンをぶん取る。
『ヤァァァァ！！！！今UNOだったのに！！！！
時間切れで２枚引かされたじゃん。』
知るか。
俺は先輩の頭を両手で掴み、パン警視監の方へとグイッと向ける。
『・・・・・あんにょんはしむにかー・・・・。』
慌てて笑顔を繕うポンコツと、依然として優しい微笑みを向けるパン警視監。
もう、俺、この人の相棒嫌だ。
NM「これはこれは、パン警視監。わざわざこんなところまでご足労頂きましてありがとうございます。」
PN「ちょっと、君たちに頼みがあってね。
・・・・・君が新しく配属された・・・・。」
俺をじっと見る警視監。
慌てて背筋を伸ばし、敬礼のポーズをとる。
JK「特別捜査係に配属されました、チョンジョングクです！！！！！！」
PN「元気がいいねぇ。
君を選んで正解だったよ。」
・・・ん？
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もとの(プロフ) - まゆうさん、初めまして。シリーズ堪能させていただいていますが、時々ぶっ込まれるノリツッコミ、こころの声、楽しすぎます！！！もう、だいすきです。しかし、それでいて泣かせてくるんだからもう！ハートマークです！！！！ (2021年10月20日 17時) (
レス) @page43 id: 40906d189c (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - ﾏｯｽﾙﾗﾋﾞｯﾄさん» マッスルラビットさん！！！！コメディ要素や、キュンキュン要素をもっとねじ込んでいけるよう、善処いたします！ありがとうございます☆ (2020年8月13日 22時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - Miiiiiiingiさん» ユギオとソクジオ、無理やりですよね（笑）ガチ勢だなんて、嬉しすぎます（T T)（そうなんです、私も書きたいんです。あぁぁぁぁ、少々お待ちください☆） (2020年8月13日 22時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - きりさん» なななななんと嬉しいお言葉を！？そう言って頂けて、涙がドバドバ溢れてきます。私もきりさんが大好きです！！！！ (2020年8月13日 22時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
ﾏｯｽﾙﾗﾋﾞｯﾄ - グクにそんなことされたらもうそれこそ即死ですね。真面目に。それよりも！コメディーがあったりキュンキュンするところがあったりなど本当に大好きです！続きも楽しみにしています(*^^*)更新頑張ってください！ (2020年8月12日 23時) (レス) id: 4620046a07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2020年8月3日 11時
