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AがLIEを踊り始める。
それはもう、完璧・・・なんてもの
じゃない。
僕そのものだった。
僕の動きや癖、一つ一つを忠実に再現している。
Aの踊りに、収録中なのも忘れて、魅入ってしまう。
まるで、僕だ。
もう1人の僕が踊っているようだ。
踊り終えたAはふぅっと息を整える。
HS「A、ジミンかと思ったよ。」
NM「たくさん練習したでしょ。」
『別に・・・ジミニオッパが踊っているのを見ていたら、自然と覚えただけです。』
嘘つき。
そんな数回見ただけで、あんなに忠実に再現は出来ないよ。
僕の踊りを何度も何度も見て、踊りこんでいる。
ずっと踊ってきた僕だからこそ、AがどれくらいLIEを踊ってきたかが分かる。
ねぇ、僕のこと嫌いなんじゃないの？
自惚れかもしれないけど、踊っている間のAは、なんだかとても楽しそうだった。
ねぇ、A。僕は、君が分からないよ。
収録を終え、帰り支度をするAの手を掴む。
Aは僕の顔を見て、目を丸くする。
『何ですか・・・・』
JM「ねぇ、A。話がある。」
『私はないです。』
手を振り払おうとするA。
けれど、簡単に話してなんかあげない。
今を逃すと、僕は一生、Aに近づけないと思うから。
JM「来て。」
Aは困ったように、テヒョンを見る。
TH「あ、隣の作業室開いていたよ〜。」
ひひっと四角い笑顔を浮かべ、手をヒラヒラと振っているテヒョン。
『裏切りです・・・・・。』
JM「テヒョン、ありがとう。A、行くよ。」
Aも断念したのか、渋々僕に引っ張られて作業室へとやって来た。
『何ですか？』
僕を見ようともしないA。
ねぇ、いつからだろう。
僕たちがちゃんと目を見て、向き合って話さなくなったのは。
ねぇ、いつからだろう。
Aと一緒にいると、調子が狂ってしまうようになったのは。
ねぇ、いい加減、こっちを見ろよ。
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M(プロフ) - このお話好きすぎて定期的に読み返してます…！欲をゆうならばその後のお話読みたいです。絶対可愛いカップルだろうなあーなんて思ったり、またこのジミンさんにキュンキュンしたいです…！ (2022年10月18日 21時) (
レス) @page27 id: ec41e61c1e (このIDを非表示/違反報告)
なむじゅにおっぱの彼女でｓ((殴 - はああ？なんなの？じみんし色気ありすぎでしょ？ふざけんな！(キレゲーｗｗ) (2022年2月1日 17時) (レス) @page27 id: 929eb11238 (このIDを非表示/違反報告)
mii(プロフ) - キュンキュン、好きー (2021年9月9日 13時) (レス) id: d47eb74ff4 (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ(プロフ) - もう何回目だろうか。ジミン氏が幸せなこのお話し、大好きっっ！！ (2021年4月3日 20時) (レス) id: 6ce2d3bb22 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ほんっとこのお話大好きです！！なんか定期的に読み返したくなるみたいな、、、？笑もう今日で5回目くらいな気がします（もっとかも）まゆうさんの作品大好きです！！！！！！！！ (2021年1月20日 21時) (レス) id: d7e808220c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2020年7月30日 22時
