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44【JK】 ページ44

JM「え、バレてる。

・・・・・・じゃなくて。
お前の新人の時のエピソード、Aちゃんに話しちゃった。」








JK「・・・・・・は?」






ジミニヒョンの挙げる、俺の新人の時のエピソードなんて、十中八九それだろう。






いやいや・・・え?








JM「初めて助けた人の顔や名前って、案外忘れられないよね。
違うまちで再会できるなんて、やっぱり凄いと思うよ。」



いつものようにニコニコしながらそう話すヒョン。



けれど、俺の心の中は穏やかではない。







JK「・・・・そのことも、Aちゃんに?」


JM「話した・・・けど・・・・・・え?話さない方が良かった?

え、まさか・・・・・その助けた子って、」







俺は急いで病室へと向かう。






だって、Aちゃんは、俺がその時の警察だって、気付いていないのに。



俺がAちゃんを助けたことを覚えていると知らないのに。




それなのに、実は俺がその警察で、その時のことを覚えていると知ってしまえば・・・・・









彼女は俺の言葉に傷ついてしまう。





Aちゃんの病室の扉を開く。







JK「Aちゃんっ、」








彼女は目を真っ赤にして、手元の布団がビショビショになるくらいに、涙を流していた。





涙で濡れた綺麗な瞳が俺を見る。




そして、震える声で俺の名前を呼ぶ。









『・・・・ジョングクさん。』









俺は、Aちゃんの笑顔を守らないといけないのに。







俺がAちゃんを泣かせた。





俺は拳を痛いくらいに握り締めた。

45→←43【JK】



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設定タグ:ジョングク , BTS , 防弾少年団   
作品ジャンル:タレント
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あや(プロフ) - よしわかった!最終的にはジミンと付き合おう(無茶言うな) (2020年7月9日 23時) (レス) id: 1094985f75 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - まゆうさんこんばんは(^^)まゆうさんのお話グクメインのお話から読んでいるので(グクペンなので笑)まだ全部読んでませんが…今までに読ませていただいた小説すべて泣いてます(T_T)ほんとに素敵な小説ばっかりで…尊敬します!!他の小説もまた読ませていただきますね! (2020年7月9日 23時) (レス) id: b94e898823 (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - のぞみさん» うわぁぁぁのぞみ様!!!いつも嬉しいお言葉ありがとうございます!!!私の地域は、今のところ被害はなく、何気ない一日を送れることの大切さを毎日噛みしめています。のぞみ様も、災害、コロナと合わせ、お気をつけてお過ごしください。 (2020年7月9日 23時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - カフェ猫さん» いつもコメントありがとうございます!推しだなんて・・・・嬉しすぎてパソコンの画面を見ながらニヤニヤしてます。(不審者)これからも精一杯頑張ります! (2020年7月9日 23時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - サカナさん» サカナ様、いつもコメントありがとうございます!!癒しだなんて(涙)私にとって、サカナ様や読者の方のコメントが癒しです!!たくさん癒して頂いたので、全力で頑張ります! (2020年7月9日 22時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まゆう | 作成日時:2020年7月1日 0時

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