おまわりさん、こっちを向いて。【JK】

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JK「ほら、薬局行くよ。テヒョンが家で待ってるんでしょ？」


『いやいやいや・・・え？何を言ってますか。
ジョングクさん、休みの日はやりたいことをして過ごすのですよね？
貴重な休みに、私なんかに付き合わすわけには。』


JK「俺が行きたいと思ったから行くの。
何？俺と一緒にいるの嫌？」


『嫌・・・・じゃないですけど・・・。』






むしろ、嬉しいですけど？

けれど、どういう風の吹き回しだろうか。




JN「ジョングク、Aちゃんをよろしく。」


JM「Aちゃんに絶対変なことするなよ？
したら速攻逮捕するからね。」


JK「するわけないでしょ。
ほら、Aちゃん、急いで。」



薬局に向け、スタスタと歩いて行くジョングクさん。


私はジミンさんとソクジンさんに頭を下げ、その後を追う。








『私、1人で大丈夫なのに。』




JK「そう言いながら、嬉しいくせに？」




ニヤリと笑うジョングクさん。


それが図星なものだから、顔を真っ赤にして勢い良く首を横に振る。





『べ、べっつに、嬉しくなんてっ』


JK「はは、嘘だよ。
そんなに顔真っ赤にしなくても。
ほんと、Aちゃんって面白いよね。」


『それ、褒められていますか？』


JK「どうだろうね。」




水色っぽいシャツに黒いスキニーを履いているジョングクさん。


スタイルの良さが際立つ。




そんなジョングクさんの隣を並んで歩くわけで、緊張で心臓は口から飛び出て行ってしまいそうだ。




『今日は・・・黒くないんですね。』



JK「黒？・・・あー、休みだとは言え、職場に忘れ物取りに行くのに、ラフすぎる格好じゃダメでしょ。」


『なるほどなるほど。』


JK「テヒョン、大丈夫なの？」


『大丈夫・・・・なんですかね。
３９度ありましたから、今も苦しんでいるかと。』


JK「え、結構高いね。」







薬局につき、たくさんの薬が並んでいるのをじーっと見る。


ジョングクさんは、そんな私の隣に並び、腕を組んで眺めている。




『薬って・・・こんなにあるんですね。』




JK「本当は病院をちゃんと受診してもらった薬の方が良いと思うけど・・・病院に行ける状態ではないんでしょ？」


『私のオッパが、今日仕事を休めないみたいで。
とりあえず、熱を下げられたら、テヒョンも楽になるのに。』

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