おまわりさん、こっちを向いて。【JK】

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JN「そろそろ引き継ぎしないといけないから、中に入ろう。
Aちゃん、テヒョン、勉強頑張ってね。」




ソクジンさんの笑顔に癒されながら、大学に向かう。





TH「ジミンさんとジョングクさん、仲良さそうだね。
本当の兄弟みたい。」


『いいなぁ。私も、小学生のジョングクさんを見たかった。』




TH「・・・・いやいや。ジョングクさんが小学生って、俺たちはまだ幼かったでしょ。
ジョングクさん、俺らより６歳くらいは上だからね。」



『絶対可愛かったよ。目がくりっくりしてさ。
ジョングクさんの青春の中に、私もいたかったなぁ。』


TH「なんか、本当に恋する乙女みたいな感じで気持ち悪い。」





笑顔でそんな悪口を言ってくるテヒョン。




なんて失礼な奴だ。





まぁ、兄弟の恋なんて、あんまり知りたくないものなのかもしれない。





テヒョンの恋愛事情は聞いたことない。



まぁ、私が教えてもらってないだけかもしれないけど。









TH「まぁ、応援してるよ。」



『うまくいかない確率の方が断然高いけどね。』



TH「でも、世の中に絶対なんてことは無いんだよ。
分からないよ？天地がひっくり返って、付き合えるかもしれないよ？」




『天地がひっくり返らないとダメな感じですか。』



TH「例え話でしょ？
絶対ってことはないの！！
もしかしたら、絶対風邪をひかないと言われている俺が、風邪をひくかもしれないしね。」



『いや、テヒョンは絶対風邪ひかないでしょ。
テヒョン、小学生以来、熱出てないじゃん。』



TH「分からないよ？
世の中、絶対なんてことはないからね？」




ニカッと、四角い口を広げて笑ったテヒョン。









雑なフラグを立てたくせに、翌日、この男は見事に風邪をひいて熱を出したのだから、やはりテヒョンはぶっとんでいる。





YG「３９度！？え、お前、どうした？テヒョンか！？」




ユンギオッパがテヒョンから体温計を受け取り、見て驚いている。


小学生以来熱を出したことのないテヒョンが、高熱を出しているのだ。






YG「お前・・・・・難しい勉強でもしたか？」



『知恵熱じゃないから！
テヒョン、苦しそう・・・。』




YG「大学は休むしかないな。
病院も行くべきなんだろうけど、俺、今日会議が入っていて、休めそうにない。」



TH「ヒョン・・・・大丈夫だよ。」

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