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私がデビューできないとなった時。
私は防弾少年団ではなくなった。
でも、みんなは、私のことをずっとメンバーだと思ってくれていたんだ。
デビューできなくて悲しくて辛くて苦しくて悔しい思いをしたのは私だけではなかった。
みんなも、同じように想ってくれていたんだ。
そして最後に聞こえてくる、声。
“JK「しっかり、後悔して、反省して、もう2度と同じことは繰り返さないで。
ユラ。もう俺はユラと一緒にはいられないけど、別の道でユラが幸せになれるの、願ってる。」”
ジョングクの声。
ダメだ。
声を聞いてしまうと、会いたくなってしまう。
みんなにも会いたくなってしまった。
YR「本当は、オンニのことをボロクソに言うオッパたちの声を録音して、オンニに聞かそうと思ったの。」
『え、たちが悪い・・・・。』
YR「いいでしょ？
最終的には、私に天罰が下ったんだから。
オッパたちを裏切ったんだもの。
当たり前よね。
ソクジニオッパもかなり怒ってたし。
・・・・・こんなことなら、最初から、防弾少年団なんて入らなければ、」
そこまで言ったユラの言葉を制止する。
『ユラ。
言っておくけど、みんな、ユラのことを大切に思っていたんだよ。
ユラに優しくして、大切にしてきたみんなの気持ちは本物だったよ？
ずっと一緒に頑張ってきた絆がある。
あの毎日は偽物ではないんだから。
また、いつか分かり合えるようになるよ。
だから、防弾少年団に入らなければなんて、悲しいこと言わないで。』
ユラはポロポロと涙を流す。
私は、そんなユラを抱きしめた。
『ユラ。ありがとう。
私を探して、これを聞かせてくれて、ありがとう。
辛かったでしょ？
ユラ、もう、幸せになろうよ。』
YR「事務所を辞めて、ずっとずっと、オンニを探していました。
オンニに謝るまでは、私は次に進んではいけないと思って。」
『もう。そんなことないのに・・・。
私なんかに時間使っていたら勿体ないよ？』
YR「オンニに会えて良かった。
オンニ。
私は、もうオッパたちともう一度仲直りしたいとか思いません。
オッパたちはオッパたちの。
私は私の人生を歩きたい。
生まれ変わった私に、オッパたちはもう必要ないですよ。」
泣きながら笑うユラ。
きっとユラは、幸せになれる。
痛みを知ったユラは、人のことを考えられる人間になれると思う。
私は、そんなユラの幸せを願いたい。
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さやや - 本当に小説でここまで泣いたの初めてです…ほんっとうに最高でした！！！ (2月24日 1時) (
レス) @page19 id: 7f70a2cabf (このIDを非表示/違反報告)
なる - めっちゃおもしろかったです。読み終わりたくなかった。 (2021年11月30日 15時) (レス) @page31 id: 3ec18fd7b6 (このIDを非表示/違反報告)
ちょび(プロフ) - 最高すぎました…この作品の主人公にほんとに私なりきってました😂素敵な作品をありがとうございました💜 (2021年9月20日 20時) (レス) id: efd49a0979 (このIDを非表示/違反報告)
miyabi180314(プロフ) - 夢小説を読んで初めてこんなに泣きました！メンバーの優しさだったり、最終的にはみんな良い人になって良かった！ほんとにありがとうございました！これからも応援してます！ (2021年2月18日 2時) (レス) id: 29c07d5418 (このIDを非表示/違反報告)
ありす(プロフ) - 天才すぎた… (2021年2月11日 20時) (レス) id: e88d06d936 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2020年6月13日 22時
