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73【JK】 ページ23

JK「・・・俺が無理を言ったんです。
ヌナは帰れって言いました。」


“JN「だろうね。
でも、最終的には泊めただろ?
Aはジョングクに甘いからね。」”


JK「・・・ヌナは悪くありません。」


“JN「別に、ジョングクも悪くないだろ?」”




やっぱりこのヒョン、何考えてるか分からない。





“JN「いつ帰ってくるの?そのまま会場行くの?」”




JK「いや・・・。そろそろ帰ろうかなと。
俺、宿舎にいることになってるんで。」



“JN「あー・・・ジミンが言ってたのはそういうことか。
ジョングク、疲れてるからもう部屋で寝てるって。
ジミンも共犯だったのか。」”



JK「・・・はい。バレるわけにはいかなかったんで。」



“JN「まぁ、そうだろうね。バレるわけには、いかないね。


・・・ユラに。」”






あぁ、このヒョン。


もしかして、全部気付いているのかな。





“JN「ちゃんとAを起こして帰ってきなよ?
ジョングクは朝コンビニに行ったことにしておくから。」”



JK「ありがとうございます。


・・・ヒョン、」




“JN「言っとくけど・・・今日だけではないよ?」”






ヒョンの落ち着いた声がやけに強く聞こえる。





“JN「僕は毎日、Aにモーニングコールをしているよ?
Aが事務所を辞めて、僕たちと一緒にいなかった時期もね?」”




JK「・・・・・。」




それが何を意味するのか。



ヌナは俺たちの前から消えていた間も、このヒョンとだけは連絡を取っていたんだ。




ずっとずっと、2人は繋がっていたんだ。






“JN「・・・・ふふ、ちょっと意地悪しすぎたかな?
早く帰っておいで。」”





ヒョンは電話を切る。




隣で気持ちよさそうに寝るヌナの寝顔を見る。






ヌナ。


俺、ヒョンに勝ち目なんてないのかな。






無性に悲しくなって、無性に腹が立って、気持ちよさそうに眠るヌナの耳にかぶりつく。





『ひゃっ、何!?え、ジョングク!?』



JK「何ですか、その色気のない声。」


『色気?』


JK「いい目覚ましになったでしょ?
ヌナ、俺に起こされるなんて、まだまだですね。」



『えぇー・・・・。』




赤くなった顔を布団で隠すヌナ。




可愛すぎでしょ。



JK「俺、もう帰りますね。」



『うん。』




眠そうな目を擦りながら、体を起こすヌナ。



JK「・・・・ヌナ。」


『んー?』



JK「キスして良いですか。」

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作品ジャンル:タレント
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ガンちゅう(プロフ) - 更新が楽しみすぎます! (2020年6月12日 23時) (レス) id: cacb4f2dd6 (このIDを非表示/違反報告)
1003 Nina(プロフ) - 更新が待ちきれません!仕事が手につきません!今後の展開が楽しみすぎて何度も最初から読んでしまいます!!! (2020年6月10日 21時) (レス) id: 6627f3e1a1 (このIDを非表示/違反報告)
よる(プロフ) - 展開面白すぎ!!!!!!これからも応援してます!!!!! (2020年6月10日 16時) (レス) id: b117263756 (このIDを非表示/違反報告)
baepehi(プロフ) - 天才ですか、、、、更新楽しみにしています!!! (2020年6月10日 13時) (レス) id: 2475336dba (このIDを非表示/違反報告)
はしメイ(プロフ) - あぁそうだった。誘われて入ったんだった。。。そうじゃん(ノД`)失念してました (2020年6月10日 11時) (レス) id: 3deb5fbbfa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まゆう | 作成日時:2020年6月6日 21時

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