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どうしよう・・・。


前よりも見たくないと思ってしまう。


前よりも苦しい。






私があの中にいないことも辛いけど、何よりも、今はジョングクとユラの距離の近さが苦しい。





・・・嫌だ。







他の人と話でもしていれば良いのだろうけど、生憎、ジノ先輩以外に気軽に話せる人はいないし、前、スタッフたちの私に対する陰口を聞いてしまったから、自分から話しかけにくい。





ジノ先輩がいないから、私がメンバーから離れるわけにはいかないし。



私はこれから、しばらくはこの光景を見続けないといけないのか。






耐えられるかな。





前はこんなに、涙が滲むくらい苦しくはなかったのに。


私はどんどんどんどん、ユラに嫉妬してしまう。




心が狭くなってしまう。


嫌だ、こんな私。









ふと、ソクジニオッパと目が合う。



にっこりと笑うソクジニオッパ。





JN「ちょっと、Aと話してくるね。」


YR「でも、オッパ。今はコンサート前で、メンバーと話しておいた方が。」


JN「それも大切だけど、僕たちは宿舎でたくさん話しているだろ?
こうやって、わざわざ話す時間を設けなくても、僕らは十分にお互いのことは分かっているよ。」



JK「・・・ヒョン!」


JN「大丈夫だよ、ジョングク。話すだけだから。気を付けるよ。」







ソクジニオッパが私の方へ歩いて来る。





他のメンバーは、いつものことだからと特に気にせず、話を続けているけど、オッパの背中を悲しそうな表情で見つめるユラと、心配そうに見つめるジョングク。








JN「A。」


『ソクジニオッパ。私の所へ来なくても良いですよ。』




JN「んー・・・メンバーとはいつも一緒にいるから。今はAと一緒にいる方が、気持ちが落ち着くし、コンサートに向けて気持ちも高まるかな?」





メンバーに聞こえないような小さな声でそう言って、にっこりと笑う。





ずるいなぁ、オッパは。







そう言われると、心がじんわりあたたかくなって、嬉しくなる。





JN「ふふ、A、手に何かいてるの?」




私の手を取って、じーっと見るソクジニオッパ。





『今日のステージ入りの時間です。
私がみんなを案内する役だから。』




JN「こんなところに、こんなに大きく書いちゃうなんて。
せっかくの綺麗な手が台無しだよ。
これ、油性?」

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設定タグ:ジョングク , BTS , 防弾少年団   
作品ジャンル:タレント
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ガンちゅう(プロフ) - 更新が楽しみすぎます! (2020年6月12日 23時) (レス) id: cacb4f2dd6 (このIDを非表示/違反報告)
1003 Nina(プロフ) - 更新が待ちきれません!仕事が手につきません!今後の展開が楽しみすぎて何度も最初から読んでしまいます!!! (2020年6月10日 21時) (レス) id: 6627f3e1a1 (このIDを非表示/違反報告)
よる(プロフ) - 展開面白すぎ!!!!!!これからも応援してます!!!!! (2020年6月10日 16時) (レス) id: b117263756 (このIDを非表示/違反報告)
baepehi(プロフ) - 天才ですか、、、、更新楽しみにしています!!! (2020年6月10日 13時) (レス) id: 2475336dba (このIDを非表示/違反報告)
はしメイ(プロフ) - あぁそうだった。誘われて入ったんだった。。。そうじゃん(ノД`)失念してました (2020年6月10日 11時) (レス) id: 3deb5fbbfa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まゆう | 作成日時:2020年6月6日 21時

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