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【YOU side】
無事、コンサートが終わった。
なんとか、休憩までに氷を追加できたし。
特に何のトラブルもなく、終わって良かった。
「キムさん、氷ありがとう。」
『あ、いえ・・・こちらこそ、無理を言ってすみません。』
「・・・やっぱり、キムさんがいた方が良いね。」
そう笑って言ってくださるスタッフの方。
その言葉に、救われる。
JM「あ、Aだ。」
コンサートが終わって疲れ切っているメンバーたちに会う。
TH「コンサート始まる前、いなかったから寂しかったよ。」
『ごめん。いろいろあって。』
メンバーたちからいろいろ声をかけられる中、ジョングクと目が合う。
『えっと・・・お疲れ様！』
私を大きな瞳に映し、ジーっと見てくるジョングク。
え、何？
小さく溜息をついたかと思えば、それは険しい表情になる。
JK「ねぇ、俺たちより大切な用事って何ですか？
今日のステージ入りの担当、ヌナだったんですよね？
メンバーだけに移動させるって、ありえないですよ。」
久しぶりのジョングクの説教。
でも、それは当たり前のこと。
メンバーだけに移動させるなんて、ありえない。
YG「おい、ジョングク。」
JK「だから、ヌナはポンコツマネージャーなんですよ。」
それだけ言って、歩いて行くジョングク。
ジョングクの冷たい表情に、胸がズキリと痛む。
JN「A、大丈夫？」
『いや・・・私が悪いので。
ジョングクが怒るのも無理ありません。』
ジョングクとあの頃のように戻れたと思っていたけど、あの冷たい視線を向けられると、自分だけが舞い上がっていただけだと思い知る。
YR「オンニ、ジョングクのこと、許してあげてください。
ジョングクったら、自分にも人にも厳しいんですよね。
悪気は無いんですよ。」
そう微笑むユラ。
辞めてよ。
自分の方がジョングクに近いみたいな言い方。
・・・・実際にそうかもしれないけど。
『うん、ありがとう。
・・・・・あ、ユラ。
今度から、氷がもっと必要だと思ったら、もっと早く言ってね。
開演直前に言われても、スタッフさん困るからね。』
YR「・・・・すみません。」
HS「え？ユラはちゃんと会場入りした時に伝えたんだよね？
Aが忘れていただけでしょ？」
キョトンとした表情でホソギオッパが言う。
・・・・・はい？
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ガンちゅう(プロフ) - 更新が楽しみすぎます！ (2020年6月12日 23時) (
レス) id: cacb4f2dd6 (このIDを非表示/違反報告)
1003 Nina(プロフ) - 更新が待ちきれません！仕事が手につきません！今後の展開が楽しみすぎて何度も最初から読んでしまいます!!! (2020年6月10日 21時) (レス) id: 6627f3e1a1 (このIDを非表示/違反報告)
よる(プロフ) - 展開面白すぎ！！！！！！これからも応援してます！！！！！ (2020年6月10日 16時) (レス) id: b117263756 (このIDを非表示/違反報告)
baepehi(プロフ) - 天才ですか、、、、更新楽しみにしています！！！ (2020年6月10日 13時) (レス) id: 2475336dba (このIDを非表示/違反報告)
はしメイ(プロフ) - あぁそうだった。誘われて入ったんだった。。。そうじゃん(ノД`)失念してました (2020年6月10日 11時) (レス) id: 3deb5fbbfa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2020年6月6日 21時
