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JK「丁度、お父さんとお母さんは探しに行っていて、家には俺1人だった。
そしたら、インターホンが鳴って、出たら、傷だらけの男の子２人が、傷だらけのヌナを背負ってた。
どちらかと言えば、ヌナより、その２人の方が傷だらけだったけど。」
自分の知らない自分の話を聞くのは、なんだか、本当に不思議な気持ち。
本当にそれ、私のこと？って思うくらい。
JK「その男の子たちは、俺にヌナを渡して、この子を守れなくてごめん。あとはよろしくって。
帰っていったんだよ。
あれから、どれだけ探しても、その少年たちは見つからなかったし、結局、１週間何をしていたのかも、どこへいたのかも、全然分からない。
ヌナは１０日間、ずっと寝てるし、記憶失くしちゃってるし。
文字通り、事件は迷宮入りだよ。」
『でも、話の流れからいくと・・・・その少年って。』
JK「多分、テヒョンさん。もう1人の顔は覚えていないんだけど、あの鋭い三白眼は覚えてる。
それに、テヒョンって呼ばれてたし。
多分、合っていると思うよ。」
えー・・・・・なんだろう、この展開は。
JK「傷だらけになって、ヌナのこと、守ってくれたんだろうね。
あのテヒョンさんがそのことを覚えているのかは知らないけど、ヌナがその子だとは気づいていないんだろうね。
まぁ、ヌナ、凄い垢ぬけたし。結構、顔、変わったよね。」
『じゃあ、テヒョンくんに聞いたら、その時のこと、分かるのかな？』
JK「分からなくて良いんじゃない？
その方がいいよ。知らなくていいことって、あるんだよ、世の中。」
バナナキックを全て食べ、飲み物を飲み干したジョングクは、大きな欠伸をした。
JK「ヌナ。パンドラの匣なんて、開けなくて良いよ、わざわざ。
ヌナには、このまま幸せな気持ちだけ知って生きていて欲しい。」
ジョングクはそう言って、帰り支度をして玄関を開ける。
JK「・・・あ。ヌナ。」
ジョングクに呼ばれて、ジョングクの視線の先を見ると、テヒョンくんがいた。
TH「あ、えーっと・・・・少しでもいいから会いたいなって思って。」
にっこり笑うテヒョンくん。
JK「・・・ヌナ。」
『分かってる。心配しないで？』
そう言っても、まだ心配そうな表情を浮かべながら帰って行くジョングク。
TH「来て大丈夫だった？」
『うん。私も会いたかったよ。』
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まゆう(プロフ) - ふらさん» コメントありがとうございます！いろいろ予想しながら読んで頂けて嬉しいです！ (2020年5月6日 22時) (
レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - のぞみさん» のぞみ様〜！！！！毎回、コメントに励ましていただいてます！手のひらで弄ぶ・・・なんか、かっこいいですね← (2020年5月6日 22時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - パンダパンダさん» コメントありがとうございました！私の書くキャラは、素直でない人だらけで・・・（涙）いつも読んでくださりありがとうございます！ (2020年5月6日 22時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
ふら(プロフ) - 実のお兄ちゃん…整った顔…えっこれテヒョンくんだったらどうしよう！まさかのジンくん…？とかワクワクしてたので、更新されて答えが出た時『きゃーーー！！』って叫んじゃいました……＞＜ 文才とても憧れます…このお話大好きすぎて胸が苦しいです（笑） (2020年5月4日 22時) (レス) id: 980a03a8d9 (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ(プロフ) - まゆうさん！！お久しぶりです←コメントしたいのに、我慢してました笑今回も素敵です。はぁ…文才って罪ですね……まゆうさんの掌で弄ばれてます！！恋っていいですねぇ。何度も投票済みですってなるファンより。いつも更新ありがとうございますっっ！！ (2020年5月2日 15時) (レス) id: 6ce2d3bb22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2020年4月26日 23時
