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寂しそうに笑うテヒョンくんに、ギュっと抱きつく。
胸に顔を埋めれば、テヒョンくんの心臓が尋常じゃないくらい早く動いている音が聞こえる。
きっと、私の心臓も、同じくらい早いんだろうけど。
そのまま２人で夕方くらいまで寝て、一緒に晩御飯を食べて、帰って行くテヒョンくんを見送った。
翌日、仕事に行けば満面の笑みのジョングク。
JK「ヌナ。俺に何か言うことは？」
『え？おはよう？』
JK「違うー。昨日、テヒョンさんが家に来てたでしょ？」
『・・・・・・・まさか、盗聴器・・・？』
JK「ちがーう。
ヌナ、俺のこと何だと思ってるの？
昨日夕方、ジミニヒョンから電話きて、今日、ヌナはテヒョンさんと一緒にいるだろうから、２人でご飯食べようって。」
『あぁ、なるほど。』
そういえば、昨日、テヒョンくんがジミンくんにスーツを持っていくように言われたことを話していたきがする。
JK「やっと付き合えて良かったね。」
『いや、付き合ったことは言ってないよね？』
JK「ヌナの幸せそうな顔を見てたら、分かるよ。
ヌナって結構、分かりやすいよね。」
『衝撃的なんだけど。』
JK「恋愛不器用ポンコツヌナと、恋愛初心者なテヒョンさん。
あぁ、やっとくっついたと思うと、俺は嬉しさで涙が出そうですよ。」
『いやぁ、前半いらなくない？っていうか、失礼。』
JK「俺とヒョンたちの苦労がやっと報われました。」
『苦労って・・・・・ん？ヒョンたち？』
JK「あ。言葉の綾というものです。あ、ほら、来ましたよ。」
ジョングクの視線の先を見れば、花をいっぱい乗せた軽トラックを運転して駐車場に停めたテヒョンくん。
あんな綺麗な人が、軽トラを運転しているのも、ギャップで可愛い。
私の姿を見れば、嬉しそうに口を開けて笑うテヒョンくん。
昨日のキスを思い出して、つい顔が熱くなってしまう。
JK「ヌナのムッツリ。」
『うるさい。』
車から降りて私たちの前へやってくるテヒョンくんは、元の瞳の色に戻っていた。
昨日、帰る時まで戻らなかったから、どうしようと２人で慌てたけど、戻ったみたいで良かった。
TH「Aちゃん、おはよう。」
『おはよう、テヒョンくん。』
JK「やー、俺には挨拶なしですかー。」
そう言うジョングクに、ガバッといきなり抱きつくテヒョンくん。
ジョングクは急な出来事に驚いてよろけている。
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まゆう(プロフ) - ふらさん» コメントありがとうございます！いろいろ予想しながら読んで頂けて嬉しいです！ (2020年5月6日 22時) (
レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - のぞみさん» のぞみ様〜！！！！毎回、コメントに励ましていただいてます！手のひらで弄ぶ・・・なんか、かっこいいですね← (2020年5月6日 22時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - パンダパンダさん» コメントありがとうございました！私の書くキャラは、素直でない人だらけで・・・（涙）いつも読んでくださりありがとうございます！ (2020年5月6日 22時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
ふら(プロフ) - 実のお兄ちゃん…整った顔…えっこれテヒョンくんだったらどうしよう！まさかのジンくん…？とかワクワクしてたので、更新されて答えが出た時『きゃーーー！！』って叫んじゃいました……＞＜ 文才とても憧れます…このお話大好きすぎて胸が苦しいです（笑） (2020年5月4日 22時) (レス) id: 980a03a8d9 (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ(プロフ) - まゆうさん！！お久しぶりです←コメントしたいのに、我慢してました笑今回も素敵です。はぁ…文才って罪ですね……まゆうさんの掌で弄ばれてます！！恋っていいですねぇ。何度も投票済みですってなるファンより。いつも更新ありがとうございますっっ！！ (2020年5月2日 15時) (レス) id: 6ce2d3bb22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2020年4月26日 23時
