１０ ページ10
HS「へぇ、会ってみたいなぁ。どんな人？」
『とても・・・かっこいいです。私には勿体ないくらい。』
HS「いいねいいね、さすが新婚さん。
羨ましいよ。」
ホソク先輩はとても良く笑う。
誰とでもすぐ打ち解けるし、ムードメーカーのような人だ。
私たちのチームはどの席よりも盛り上がった。
楽しい雰囲気のまま、歓迎会は終わった。
席を立ち、居酒屋から出ようと、ジミンと一緒に歩く。
JM「今日も、ジョングク先生来るの？」
『うわ。終わりそうになったら連絡ちょうだいって言ったの忘れてた。
スマホ、家に忘れちゃって。』
JM「うわぁ。やったね、それ。
家まで送っていくよ。」
HS「ジミンたち、家どこなの？」
JM「３駅先の駅の近くです。」
HS「そうなんだ。俺の家は更にその先に２駅行ったところなんだ。
一緒に帰ろう。」
ニコニコしているホソク先輩。
本当に明るい人だなぁ。
居酒屋を出て、３人で並ぶ。
すると、居酒屋を出たところに立っている、見慣れた姿。
『オッパ！！』
JK「あ、やっと出てきた。」
いつものようにダボッとしたパーカーを着ているわけではなく、黒いTシャツの上に水色のシャツを着て、爽やかな恰好をしている。
私の会社の人たちもいるから、私の為に、爽やかで綺麗めの服を着てきてくれたのだろう。
そういった心遣いが嬉しい。
『オッパ、すみません。私、スマホを家に忘れちゃって。』
JK「うん。家に帰ったら、机の上に置いてあったから。
ジミンに連絡しても良かったんだけど、楽しんでいる所に水をさすのも嫌だったから、大体このくらいの時間かなと思って来てみたんだ。」
『本当に、すみません・・・・・』
HS「へぇ・・・この方が、Aさんのご主人？」
JK「妻がお世話になっております。
チョン・ジョングクといいます。
新しいリーダーの方ですよね。
話は妻から聞いています。」
学校で見たような爽やかジョングク先生のような笑顔でホソク先輩に挨拶をするオッパ。
妻って言われるたびに、ニヤけてしまう表情を、隣のジミンに冷たい目で見られる。
おい、私の幼馴染み。
HS「チョン・ホソクといいます。
Aさんの言っていた通り、凄いイケメンなんですね。」
ホソク先輩。それは、言わないでほしかったです。
JK「へぇ・・・そんなこと言ったんだ？」
ニヤリと口角を上げながら、私を見るオッパ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1961人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
emi(プロフ) - 初めまして。凄く胸が苦しくなりキュンとするお話で、沢山泣きました。分かってもらうにはちゃんと言葉にしないといけないなと、改めて実感しました。まゆうさんの小説はどれもステキです！これからも応援しております。 (2020年6月24日 20時) (
レス) id: dc90ae3a11 (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - 豆粒さん» 初めましてのコメントありがとうございます！！とても嬉しいです！更新頑張りますので、これからもよろしくお願いします！ (2020年3月22日 19時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - むつみさん» コメントありがとうございます！更新頑張ります！ (2020年3月22日 19時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - パンダパンダさん» コメントありがとうございます！今回の作品はいろんな人と喧嘩をしちゃうので・・・仲直りできますように。 (2020年3月22日 19時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - のぞみさん» のぞみ様！！！！嬉しいお言葉をありがとうございます！！ストーカー嬉しいです(あら？)これからもよろしくお願いします！ (2020年3月22日 19時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まゆう
| 作成日時：2020年3月15日 18時
