ジョングク先生、大好きです。続【JK】

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『ジミンを傷つけたことが辛いです。』



HS「Aさんは、自分のことより、ジミンなんだね。
簡単にデータが消されないよう、Aさんのパソコンのセキュリティを上げよう。」




『ありがとうございます。』



HS「ジミンは、Aさんのこと、嫌いにならないよ。
嫌いになれないよ。
ずっと一緒にいたんでしょ？」




『許してくれるでしょうか。』



HS「きちんと話せば、ジミンも分かってくれるよ。
Aさんって、自分で抱え込むタイプだよね。
ジミンもご主人もいるのに。」




『そうでしょうか。
私は、周りに甘えてばかりです。
頼ってばかりです。
もっと、しっかりした大人になるべきなんですけど。』



HS「そのままのAさんで良いよ。
そのままのAさんがいいんだよ。」






ホソク先輩は、いつも優しくて温かい言葉を私にくれる。


まるで、“希望”という言葉が似合うような、太陽のような人だ。


結局、先輩は私がデータを打ち終えるまで待ってくれた。









一緒に会社を出る。




HS「家まで送るよ。」



そこで、オッパのことを思い出す。




『あ、いえ。寄るところがあるので、これで失礼します。』


HS「そう？でも危ないよ。」



『主人に迎えに来てもらうので大丈夫です。』





嘘だけど、そう言えば、先輩も安心して帰って行った。







少し遅れて電車に乗り、家に帰る。



JK「お帰り。最近遅いね。」



ご飯を作って待っていてくれたオッパの顔を見れば、更に安心して涙が溢れる。




JK「んー？どうしたの？」



私を抱きしめてくれるオッパ。


『ジミンと喧嘩しました。』




JK「ジミンと？それは珍しいね。」



『・・・・私がジミンを傷つけました。』


JK「でも、ジミンはそんなことで、Aを嫌いにならないよ。」




顔を見れば、優しく微笑んでくれるオッパ。


JK「Aさ。最近、なんか変でしょ。
いつ相談してくれるかな？と思って、ずっと待っていたけど、なかなか話してくれないし。」



『・・・・・バレてましたか。』


JK「僕はAの夫だからね。
Aの考えていることは分かるよ。
それに、Aって、考えていることが分かりやすいんだ。
嘘つけないでしょ。」




『・・・・・そんなに分かりやすいですか？』




JK「うん。分かりやすい。
まぁ、僕はその方が助かるんだけどね。」




そう言って唇を重ねる。

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